清原容疑者の元同僚・野村氏、取材謝礼”1回20万円”を要求の舞台裏 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■”騒動バブル”でひと儲け企むゲスな連中

 かつての同僚の金儲けに利用されている形の清原容疑者だが、2014年3月に『週刊文春』(文藝春秋)が薬物疑惑を報じた際にも、今回の野村氏と同じように高額ギャラと引き換えにネタを売った人物がいたという。

「その人物は今回の騒動以降も各週刊誌に取材を持ちかけて小遣い稼ぎに余念がない。清原容疑者が不幸なのは、周辺にこういった怪しげでゲスな人物が多いことで、彼らが自ら進んで情報を売っていることなんです」(同)

 別の週刊誌記者は、こんな“ネタの売り込み”は「決して珍しい話ではない」と話す。

「例えば歌手のK(41)の例がある。彼女はガス中毒での緊急入院や、かつて交際していた音楽プロデューサーとの破局、休養と復帰を繰り返しながら、ついには急性薬物中毒で倒れ病院に緊急搬送、閉鎖病棟に入院と話題に事欠かない人物ですが、それを逆手にとって一時期は有料でインタビューに応じていた。もちろんマスコミからは呆れ声が噴出し、その後復活を果たした後も『またギャラをせびられそう』と積極的に取材を行わない媒体もあるほどです」

 どんな状況も金に換えようとする根性はある意味逞しいが、世間から送られる冷ややかな視線に気づけないような”ゲスな人間”にはなりたくないものである。

阿蘭澄史(あらん・すみし)
1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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