日本は何位?世界で最も「汚職が多い国&少ない国」トップ10
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世界中の汚職に取り組むNGO組織であるトランスペアレンシー・インターナショナルでは、政治的に腐敗している国のランキングを作成しています。
汚職の問題は深刻で、世界の3分の2の国々が汚職に悩まされているといわれています。トップ10に入る国のうち5つは、幸福度の低い国のランキングにも入っています。政治家の汚職は、国民の幸福度とも関係しているのです。
それでは、そのランキングはどのようなものなのでしょうか? 汚職が多い国トップ10と、汚職が少ない国トップ10をそれぞれご紹介します。
■汚職の多い国トップ10
10位:チャド・コンゴ民主共和国・ミャンマー
9位:ブルンジ・カンボジア・ジンバブエ
8位:ウズベキスタン
7位:エリトリア・シリア・トルクメニスタン・イエメン
6位:ハイチ・ギニアビサウ・ヴェネズエラ
5位:イラク・リビア
4位:アンゴラ・南スーダン
3位:スーダン
2位:アフガニスタン
1位:北朝鮮・ソマリア
アフリカや中東、アジアの国々が多い結果となりましたが、堂々の1位は北朝鮮。この結果には納得です。
同率1位のソマリアも、無政府状態が長く続いており、政治的に非常に不安定な状態が続いています。汚職が多い以前に、そもそも政治情勢が安定していない国が多いようです。幸福度が低くなってしまうのもうなずけます。
■汚職の少ない国トップ10
10位:ドイツ・ルクセンブルク・イギリス
9位:カナダ
8位:シンガポール
7位:スイス
6位:ノルウェー
5位:オランダ
4位:ニュージーランド
3位:スウェーデン
2位:フィンランド
1位:デンマーク
こちらは北欧諸国が上位を占めています。北欧諸国は全体にクリーンなイメージがありますが、そのイメージどおりの結果となっています。
汚職の少ない国の上位は、経済的にも成功している国が多い印象。ビジネスをはじめるときにまず賄賂が必要になる国では、経済も思うように発展していかないのかもしれません。
ちなみに日本は汚職の少ない国18位にランクインしています。世界的に見れば、少ない部類に入るようです。
とはいえ、汚職がまったくないとはいえません。国民ひとりひとりが汚職を許さない姿勢を示していくことも大切です。日本も汚職が全くない国を目指していきたいですね。
(文/スケルトンワークス)
【参考】