子どもに「早くして」と叫ばないで済む!4つの工夫で朝のイライラ時間を解消する方法
朝って“時間”との闘いですよね。起床、着替え、食事、歯磨き、洗顔、食器洗い、排便、保育園の準備、洗濯物を干す、自分の出勤準備と大変な毎朝なのではないでしょうか。
そんな一分一秒に追われている中、グズグズしていているわが子はいったいどうしたらサッサと動いてくれるんだろうかとお悩みのママも多いはず。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、“ちょっとしたコツで、朝のイライラ準備を解消する方法”をお話しします。
■1:時間を「視覚化」しよう!
人間は視覚優位です。“百聞は一見に如かず”のことわざ通り100回「早くしなさい!」と叱るよりも、一目でわかるツールに頼った方が動きやすいのです。
あと3分後に歯を磨きに洗面所に行ってほしいときは砂時計を活用(売られている砂時計はほとんど3分計)したり、携帯電話で目で見て時間経過がわかるアプリを利用しましょう。
これだけでも、親子ともストレスが軽減されます。
また、「次はあれして、これして、それから……」と子どもの様子を見張りながら、ずっと指示を出し続けるのも朝の忙しい時間の中では大変ですよね。
そんなときは学校の時間割のマネをしてみてはいかがでしょうか?
こんな風にママの手作りでよいので、簡単な“時計の絵”と“行動”を視覚化するのです。絵の部分には、子どもがその行動をやっている写真を撮っておき、貼り付けるとなお効果大でしょう!
■2:「否定形」、「曖昧」な指示はしない
脳は否定形が分かりません。「グズグズしないで」と言われるほどグズグズの言葉がインプットされてしまうのです。
ですから、肯定系で「ダッシュで着替えよう」「サササッと玩具を片付けて」と子どもに伝えれば、そのまま素直に受け止めますので動いてくれます。
さらに、「急いで」「準備して」「きちんと」は曖昧な指示なのでわかりません。
例えば、食事の開始時刻を早くしてほしいのに「急いで!」では慌てて行儀悪く口に突っ込む早食いをするようになります。そうではなく「〇時には食卓に着いてね」。「おでかけの準備して!」ではなく「タオル、コップをカバンに入れて」、「きちんとお片付けして!」ではなく「絵本は本棚に積木は積木の箱に入れてね」と具体的に伝えることで子どもは行動に移せます。
■3:いつもより「10分」早起きする
夜更かしさせて朝ギリギリまで寝かしているので時間に追われます。
もし、思い当たる場合は、いつもより“10分”早起きさせましょう。10分あればかなり余裕をもっていろんなことができます。
朝は少しでもママも長く寝ていたいですし、子どもも長く寝かせたいのもわかります。けれども、言い争いの朝の光景から脱出するためには、まず“時間の余裕を作る”ことは大切です。
■4:前の日から約束させる
朝、急に「今日から時間を守ってああしてこうして」と言うよりも、前の日から翌日の朝の動きを説明しておきましょう。先ほど紹介したような時間割表を使うのも良いですよ。
また、朝グズグズしていてもママが着替え、歯磨き、食事までしてくれたら子どもは王様状態で自分からは動かなくなってしまいます。
さっさとしなかったために、幼稚園バスに乗れずに遅刻してしまうなど、自分がしたことの結果を子どもでも負わせることも必要です。皆が整列している保育室に途中から入るのは子どもだって嫌なものです。
荒療治かもしれませんが、こんな体験をして“明日からは間に合うようにしなければ”と子どもなりに思うようになるものです。
いかがでしたか。
朝の過密スケジュール、少しでも段取りよくできるよう工夫してみてくださいね。そして少しでも出来たら褒めることも忘れないようにしましょう。
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