中国人漫画家が語る反日デモ団体への違和感「命と引き換えに自国を貶める」 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 このように彼らは日本側の主張や防衛行為は批判する一方、近隣諸国の主義や行為は全面的に擁護するのです。自分たちが住む土地に対する防衛行為すら否定する人々の意見を聞くと、彼らは命と引き換えに自国を貶めたがっているとすら感じます。

 デモ活動参加者たちは、外国人犯罪に抗議する人々を「レイシスト」(差別主義者)と断定し、彼らの意見を「ヘイトスピーチ」(憎しみの演説)と呼びます。しかし、国防、建国日、自国の象徴など日本のアイデンティティーを否定し、近隣諸国に媚びへつらうかのような意見を主張する彼らこそが、日本を「差別」し、「憎んでいる」のではないでしょうか。

 前橋市など、2月14日のデモ活動の同日に各都市で行われた市長選では、SEALDs側が推薦する候補がいずれも大差で敗北したそうです。これは大半の人々がデモ団体の活動に賛同していないのと同時に、共産党をはじめとする左派系政党の政策に欺瞞を感じはじめた証拠だと思います。

「平和活動」と称し、露骨な与党批判や反日活動に終始する左派系政党を見ていると、僕は彼らが本当に必要であるか疑問に感じます。さらに沖縄米軍基地撤廃、国税による生活保証の拡大など、SEALDsら安保反対団体の主張は左派系政党の政策をほぼなぞったものなのです。

 文化大革命時、中国共産党は無垢な若者たちを洗脳し、「紅衛兵」と呼ばれる自分たちの尖兵に仕立て上げました。僕は左派系政党により日本の若者たちが「現代の紅衛兵」となることを危惧しています。

著者プロフィール

漫画家

孫向文

中華人民共和国浙江省杭州出身、漢族の31歳。20代半ばで中国の漫画賞を受賞し、プロ漫画家に。その傍ら、独学で日本語を学び、日本の某漫画誌の新人賞も受賞する。近著に『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)

(構成/亀谷哲弘)

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