なぜそこ区切りなの!? 4月生まれでも1日は「早生まれ」なのはナゼ? (2/2ページ)
■誕生日は「1歳+1日」増える日
誕生日は、そのひとにとって生後「何日目」でしょうか? 24時間経てば1日、それ未満ならゼロ日と考えるのは数学的に正でしょうが、「誕生日が1日目」と定められているので、誕生が0時1分でも23時59分でも「同じ」と扱われます。
これは明治35年に施行された「年齢計算ニ関スル法律」によるもので、「年齢は出生の日より起算」と記され、誕生日が1日目と定められているからです。つまり、誕生パーティの「〇〇歳おめでとう!」は年齢プラス1日が正、厳密に20歳を祝いたいひとは、誕生日「イブ」にパーティをすべきなのです。
4月1日生まれが早生まれになるのも同じ理屈で、
・3月31日 = 誕生日の前日 = 1歳増えた日
たった1日違いの4月2日生まれになると、
・3月31日 = 誕生日の前々日 = 1日足りない = 1歳足りない
となってしまうため、4月1日が早生まれの最終日になっているのです。
もし誕生日をゼロ日目にすれば、次の誕生日が来るたびに1歳増えるので、早生まれの限界点は3/31と、4月にまたがらなくなります。こちらのほうがシンプルで良さそうですね。
誕生日ではなく、〇歳になったと祝うパーティは「前日におこなうべき」なのでしょうが、当日に会場で話すと「興ざめ」以外のなにものでもありませんので、せめてパーティが終わるまでは黙っておいたほうが良さそうです。
■まとめ
・日本の「進学」「入学」は、その年の3/31の年齢で決まる
・1/1~4/1生まれは、「早生まれ」と呼ばれる
・法律によって、生まれた日が1日目と定められている
・4月でも1日生まれは、3/31に1歳増えるので「早生まれ」あつかいになっている
(関口 寿/ガリレオワークス)