金正恩氏の「弱点」を揺さぶる米韓の心理戦 (2/2ページ)

デイリーNKジャパン

もっとも、こうした過激な言動を心理戦に用いるには、相手からどんな反応があっても動じない胆力と内部の団結が求められる。金正日時代の北朝鮮には、それが存在したと言えるだろう。

しかし、正恩氏の北朝鮮はどうか。昨年8月の軍事危機では、まんまと韓国とのチキンレースに敗れた。

韓国側は、まず間違いなくこうした「弱さ」を見透かしている。そして、昨年8月の軍事危機の際に見られたように、自軍兵士が北側の地雷で吹き飛ぶ映像を公開するなどして国内の団結を図り、その一方で、米軍と組んで「斬首作戦」によるプレッシャーを金正恩氏に与えている。

気になるのは、こうした心理戦により、米韓側が何を目指しているかだ。もしかして米韓は、われわれの知らない、金正恩体制の決定的な弱点をつかんでいるのだろうか。

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