【掃除、片づけ編】3歳児に家事を教えることは可能です!上手に出来るようになるコツ
毎日の家事労働、夫や子どもが食べる人、散らかす人の役割分担になってしまって、ママ一人がこま鼠のようになって休むことなく動き回っていませんか。
夫に対しては、「自分でやってよ!」と言えるかもしれませんが、子どもはすぐに出来るようにはなりません。だからこそ、家事を2~3歳くらいから子どもにやらせる“準備”をしましょう。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、“子どもに家事を教える方法”についてお話しします。
■「お手伝い」という感覚を持たせない
忙しくしている妻に夫が「手伝ってやろうか」と言葉をかけることがあります。実は、妻がカチンとくる言葉の一つなんですよね。
妻は家族の一員として“平等な家事分担”を望んているのに“手伝い”とか“やってやる”の言葉自体が“それは元々俺の仕事ではない”というような、上から目線の感じがするからです。
大人である夫に今更、意識改革は難しいかもしれませんが、子どもには“お手伝いしてやっている”の感覚は持たせたくないですよね。
■子どもでも出来る家事9つ
かといって、まだ小さな子どもに、ママと同じようにすべての家事をやらせることは不可能です。でも、下記のことは2~3歳くらいの子どもでもできます。
(1)夕方になったら、家中のカーテンを閉める
(2)朝起きたら家中のカーテンを開ける
(3)家中のゴミをゴミ袋に集める
(4)ゴミの分別をして捨てる(イラストで分け方、入れるゴミ箱を明記しておけば出来ます)
(5)食べた食器を台所の流しまで運ぶ
(6)お皿、箸、スプーンなどのテーブルセッテイング
(7)食事前と後に雑巾でテーブルを拭く
(8)自分のオムツ、下の子のオムツを捨てに行く
(9)脱いだ洋服を洗濯カゴに入れる
■正しい「掃除機のかけ方」を教える方法
掃除機は毎日かけますよね。せっかくですから、子どもに是非やらせてみてください。
でも、肉眼で見えない埃を隅々まで綺麗にするには“四角い部屋を丸くはく”ではダメですよね。それを子どもに理解させることはちょっとハードルが高いです。
そんな時は、まずあえて“目に見える埃”を作りましょう。
写真のように、色紙を小さく切って部屋中にばらまいてみてください。
そのときは“隅まで”まいてくださいね。そして「掃除機でこの色紙を全部吸い取ってね」と言ってください。
最初からすぐにはできないかもしれませんが、何日か練習すると隅々まで綺麗に掃除機をかけることが身に付きます。
これが出来るようになったら「今日から色紙はないけれど目に見えない埃がたくさん床にはあるのよ。さあ、この部屋をピカピカにできるかな?」と言ってやらせてみましょう。
これで、“四角い部屋を丸くはく”のではダメなんだということが徐々に理解していくことができますよ。
掃除後、ごみパックを開けて「ほら、こんなに吸い取ったね。上手に部屋の隅々まで掃除機かけられたね。上手になったね」と、集まった埃を実際に見せて褒めてやりましょう。
■大人になっても出来ない人もいる!? 子どもの内に身につけたい「片づけ方」
さて、床の上に物が散乱している状態で掃除機をかけている大人をたまに見かけますが、これは非効率的な作業です。子どもには床の物をどかしながら同時に掃除機をかけさせるのは難しすぎます。
まず、床にある玩具や絵本を元あった場所に戻す作業からスタートさせましょう。小学校でも掃除をするときは椅子も机の上に置かせます。家庭でもそれくらいした方が効率的で綺麗になりますよ。
拭き掃除も棚の上にたくさんの置物がある隙間を雑巾がけしたり、ハンディモップで綺麗にするのは面倒なものです。棚の上のものは全てどかして一気に拭くと時間短縮になります。
これらの片付けも親がやってあげてから子どもに掃除機をかけさせるのではなく、片付けの作業から取り組ませましょう。
この体験を通じて、子ども自身が“掃除をする前に片付けした方が楽なんだ”と実感でき、お片付けの習慣もしっかりと身につきますよ。
いかがでしたか。
「片付けなさい」と命令するだけでは子どもは動きません。“なぜ片付ける必要があるのか”を家事分担させることで学んでいきます。
また、幼い頃からやらせておくと“ママの仕事を手伝ってあげている”という感覚ではなく“家族の一員として当然、やるべきもの”として、習慣化しやすいですよ。最初は大変かもしれませんが、是非試してみてください。
【画像】
※ Oksana Kuzmina / Shutter stock