雑談が苦手な人必見! 同僚や職場の人とのコミュニケーションがスムーズになる会話のコツ

■意外と多い、「自分は聞き上手」だという「勘違い」
話し上手よりも聞き上手の方がコミュニケーションがうまい、ということがよく言われています。その結果「自分は話すのは得意じゃないけど、聞き上手だと思うよ」という人が増えたのではないでしょうか。しかしその「聞き上手」が勘違いだったということもよくあります。例えば「昨日、上司に叱られちゃってさ~、参ったよ」と同僚が愚痴をこぼしてきたとします。そんなときどう答えますか?
1.「そうなんだ、何があったの?」→「A社の件、進捗報告を忘れててさ」→「そっか、そりゃあ仕方ないね。今度からは報告をマメにしなきゃね」
2.「それは参っちゃったね」→「そうなんだよ。まあ、俺が悪いんだけどね、報告忘れてたから」
3.「そっか、実は私も昨日、Bさんに怒られちゃったんだ~」
仕事がデキる人や聞き上手だと勘違いしている人に多いのが、1のパターンです。一見会話が盛り上がっているように見えますし、問題解決策も見つかっています。しかし愚痴をこぼしてきた同僚の気持ちはどのように変化したでしょうか。「なんだ、コイツまで俺に注意してきやがって」と思うのではないでしょうか。3は自分の話にすり替えているので、コミュニケーションとしては問題外です。ただし昔からの友達などという特殊な関係で、お互いとことん愚痴を言い合える間柄なら構わないかもしれません。
■相手の気持ちに添った相づち
最も「聞き上手」だと言えるのは2のパターンでしょう。相手が訴えてきた「気持ち」に焦点を当てて返事をしていますよね。大切なのは相手の気持ちを聞いて受け止めてあげることなのです。相手の立場に立って想像してみるとわかりますが、何らかの気持ちを訴えたいときというのは相手に同調してもらいたいと思っているはずです。もしパターン1のように解決策が欲しい場合には、そうと分かるように「どうしたらよかったかな?」などと聞くはずですよね。
■気持ちを聞くまでは、勝手に評価しない
ただし、相手がどういう気持ちを持っているのかはっきり理解してから反応するようにしましょう。例えば、「子供の習い事にお金がかかっちゃって困るの」と言われたときに、言葉通りに「この人は困っているんだ」と判断するのは早計ですよね。子供の習い事に関して自慢をしたいのかもしれませんし、嬉しい悲鳴というやつかもしれません。勝手に「それは大変ですね」と反応してしまうと、相手は「そうじゃなかったんだけど……」とモヤモヤした気持ちになるかもしれません。
あまり親しくない人と会話するときは、勝手に気持ちを推測するのは控えて相手が本当に思っていることを想像してみましょう。この共感力こそが聞き上手になるポイントです。
(ファナティック)