米陸軍の「XM25」 計画が本格始動。2017 会計年度で 1,000 万ドルの予算を要求 (3/3ページ)

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そして現行グレネードランチャーの射程範囲の短さは、アフガニスタンでタリバンとの戦いを繰り広げている米兵のパトロールにとって、致命的な欠点と成り得ることを挙げ、PKM 軽機関銃などを使ってアウトレンジから攻撃を仕掛けてくる実戦現場を紹介している。
また、XM25 は「遮蔽標的対処交戦システム」の名称にもあるとおり、遮蔽物の裏側に潜む敵を発射された擲弾の空中爆発によって削ぐことが出来るため、その絶大な威力には引き続き期待が寄せられている。

Photo: Family of 25mm Ammunition / Orbital ATK
この期待の表れについては、軍事ニュースサイト Breaking Defense でも大きく取り上げられている。
同サイトでは、近未来戦闘装備の専門家のコメントとして、第二次大戦における三大危険兵種に「爆撃機乗員」「潜水艦乗組員」「歩兵」が挙げられていたことを例に紹介。その後の様々な技術革新の恩恵に預かり、前者の 2 兵種においては、危険度の低減が実現されたが、歩兵においては未だに敵と銃を向け合って撃ち合いをおこなうといった、古典的な戦闘が続いているとし、XM25 の実現は「歩兵にとって第二次大戦以来で最大の変化」だとする見出しで評価している。


Graph: XM25 funding in $ Millions per year
冒頭の IHS Janes によると現在陸軍は、1,000 万ドル (=約 11 億 3,000 万円) 近くを次年度予算として要求し、以降 1,500 万ドル、2,500 万ドル、3,200 万ドル、2,600 万ドルと、2021 年までの年次財務要求が示されている。

IHS Janes 2016/02/09
TFB 2016/02/29
Breaking Defense 2016/02/24
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