「マンガ」も油断禁物!社会に溢れる、子どもに悪影響がでる恐れがあるモノ3つ
朝日新聞のニュースによると、大阪府堺市は、今春からコンビニ棚に陳列されている成人雑誌に目隠しをする取り組みをすることにしたそうです。筆者は現在シンガポールに住んでいますが、海外に住んでいる身からすると、確かに、日本のコンビニにある成人雑誌はかなり目立つところに置いてあって、ギョッとしてしまいます。
現代は、今の親世代の子どもの頃に比べると、大人にしか必要のない情報が、子どもにも容易に届いてしまいます。子どもをとりまく環境が変わり続ける世の中で、親は子どもにどんな態度で接するべきなのでしょうか?
今回は、子育てアドバイザーであり、四児の母である筆者が、“子どもに悪影響となるもの、そして親ができること”について考えてみました。
■ 社会に溢れる、子どもに悪影響がでる恐れがあるモノ
(1)幼児向けも注意したい「ゲーム」
現代のゲームには、幼児向けのものにも暴力的な描写が取り込まれていることが少なくありません。対象年齢をクリアしていても油断しないように。
(2)避けるのが難しい「インターネット広告」
日本の規制はとてもゆるく、際どい表現が突然サイト上に現れることもしばしばです。避けたくとも、避けようがありません。
(3)性描写の影響力が高い「マンガ」
日本でコミックやマンガは日常にありますが、実は海外では性描写などの影響が高いメディアという認識が一般的です。
■ 親が家庭で出来ること
筆者は、5歳の娘が読んでいる幼児向け雑誌の中に、目玉を食べる妖怪のイラストを見たとき、あまりの品のなさに、思わずため息が漏れました。ここまでモラルがあやふやな現代では、外に何かを求めることは不毛と言えます。親自身が出来ることを模索した方が賢明です。
・子どもの様子を観察し、子どもが何を見ているのかを把握する
まずは新しいメディアで子どもが何を見て、何に触れているのかを、親は把握する必要があります。万が一子どもが問題のある描写を見たとしても、心のケアがすぐ出来るからです。ですから、動画やゲームをあてがって放っておくというのは、やめたほうがいいでしょう。
・親の意見、価値観を伝えておく
例えば、何か過激な表現を一緒に目にしたときに、「わあ、ママはこういうの見ると、すごくイヤな気持ちになるなぁ」などと、“これは子どもが見るべきではないもの”であることを伝えましょう。
子どもの頃は、親の言う事を「ふうん、そういうものか」と一度飲み込むものです。それが伝われば、そういった表現に対する危機感が芽生え、自分から避けるようになります。また、子どもがその意見について疑問を呈してくる場合もあるでしょう。そんなときは、「なぜこういうものが嫌なのか」について親子で話すいい機会になりますね。
いかがでしたか?
大人ですら迷うことの多い、価値観の多様な現代です。子どもを導くために、親自身が確固たる価値観を持つことが大切です。
筆者は目玉を食べる妖怪の絵を見た時、娘に「ママはこういうのすごく嫌だよ。子どもの本に、こんな絵を載せちゃいけないと思う」と伝えました。それから娘は、「これはママが好きじゃない絵だね」などと見せにきてくれるようになりました。親が価値観を伝えることで、子どもに判断軸を与えるだけでなく、人を思いやる気持ちを持つきっかけにもなるのです。
まずは、ご自分が子育てで大切にしたいことを見直してみてくださいね。
【画像】
※ Sergey Novikov / Shutterstock
【参考】
※ コンビニの成人向け雑誌に目隠し 堺市が春から対策 – 朝日新聞DIGITAL
【著者略歴】
※ mica・・・夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住の子育てアドバイザー。暮らしニスタ、コラムラテ、阪急電鉄ブログでもコラムを執筆中。著者ブログにて、記事の裏話を更新しています!執筆依頼はブログよりどうぞ。