【今日は耳の日】耳かきはしちゃいけない!?耳垢の必要性
3月3日は耳の日。 先日、国民生活センターは、耳の日を前に、耳掃除による大けがへの注意喚起をしました。 この5年間で100件以上のケガが起こり、鼓膜が破れる事態まで。 そもそも、耳掃除の必要性は?耳垢ってなんであるの?そんな素朴な疑問を調査してみました。
5年間で耳掃除中の事故 170件

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国民生活センターによると、昨年末の5年間でなんと耳掃除中の事故が178件も確認されたと発表。注意喚起をしました。
けがの内訳は「刺し傷・切り傷」59件、「擦り傷・挫傷・打撲傷」45件。
耳かき棒や綿棒が奥まで入って鼓膜が破れた事故もあったと発表しました。
耳垢とは

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耳垢は、角化表皮細胞と呼ばれる皮膚の細胞が隔離したもの、外部から侵入してきたチリ・ホコリ、皮脂腺・耳垢線からの分泌分が混合したもの。
つまり、内容としてはいらないものの集合体といえるでしょう。
しかし、耳垢にはそれ以上の役割を持っているんです。
耳垢は人々を守ってた

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一見ゴミの塊と思われがちな耳垢。それには3つの役割があります。
1つは外的侵入から保護する役割です。
耳の中が垢がなくきれいな状態よりも、耳垢があることで、ホコリや汚れが入りづらくなります。
また、耳垢の臭いや苦味は昆虫が嫌うもので、寝ている間に侵入されることを防ぎます。
次に抗菌作用。
耳垢は、酸性です。なので細菌や真菌の発生を抑える効果があります。
また、たんぱく分解酵素を含んでいるので、殺菌の効果もあるのです。
の
最後は保湿作用。
実は耳垢に含まれる脂肪によって、乾燥を防ぐ機能をしています。
このように耳垢は、私たちが快適に生活できるようにサポートしてくれていたんです。
耳掃除はしなくていい?

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結論として耳垢掃除は必要がないのでしょうか?
国民生活センターも述べていたように、耳掃除には事故の危険が潜んでいます。
やりすぎたり、奥まで入れることによって、鼓膜が破れたり、傷つきやすい耳の穴や鼓膜がケガをしてしまいます。
とはいっても耳垢掃除を全くしないと、耳垢塞栓(じこうそくせん)と呼ばれる、耳垢によって耳の穴がふさがれる病気になる可能性があるともいわれています。
もともと、耳垢は生活しているうちに一定量は落ちてくるもの。
毎日耳掃除はせず、気になってきたら、2週間程度に1回・耳の穴の近くだけ軽く掃除するのがよいでしょう。
耳垢の役割を知ったうえで、快感任せに毎日せず、ほどほどに耳掃除をしましょう。
耳の中には快感を感じる神経がある

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耳掃除が気持ちいいからという理由で毎日してしまう人がいます。
実は、耳の中には迷走神経というものが。これを刺激することで快感になるそうです。