小学校までにマスターしたい!「読み書き」のやる気を高める3ステップ
小学校に入学すると、いきなり毎日数時間の勉強をすることになります。「ついていけない!」と挫折してしまうことのないよう、幼児期のうちから勉強習慣をつけさせたいもの。特に、全ての勉強の基礎となる“読み書きの力”は、できるだけ早いうちから身につけさせたいですよね。
子どもが楽しみながら、「もっとやりたい!」と思える方法で勉強させてあげれば、自分でどんどん成長する子に育ちますよ。
そこで今回は、“読み書きを楽しく学ばせる3ステップ”をご紹介します。
■1:まずはカードやゲームで「遊んで覚える」
知らない文字を書くのは難しいですし、真似して書くことができても、覚えることができません。まずは見ただけで何の文字なのかを瞬時に判断できるまで、文字に“親しませる”ことが大切。ひらがな、カタカナの書かれたカードを使って、楽しく“かるた”や“文字当てゲーム”をしましょう。
例えば、ひらがなを覚えさせる場合、ママが「あ」と言ったら、子どもが「あ」と書かれたカードを取る(指で指す)ことができるか、逆にママが選んだカードに書かれた文字を読むことができるかを確かめることで、“子どもが覚えているかどうか”を簡単にチェックすることができます。文字カードを組み合わせて言葉を完成させたり、「あ」から「ん」までを順に並べる時間を競い合うのもオススメですよ。
ゲームで感覚的におこなえば、子どもも楽しく学ぶことができます。できたら“褒める、認める”ことを忘れずに、達成感を味わってもらってくださいね。
■2:文字や数字は「なぞる」ところから
大体の文字が判別できるようになったら、文字を“書かせて”覚えさせます。ただし、最初から“見本を真似して書く”のは難しいかもしれません。マスの中にバランスよく書けなかったり、上手な形に書けなかったりすると、嫌になって投げ出したり、1つの文字に執着して、長時間かけてしまったりすることがあります。
そこでオススメなのが、徹底的に“なぞる”こと。最初の1文字だけなぞってあとは真似して書くのではなく、一つの文字を何度も何度もなぞって練習させてあげましょう。なぞるだけの問題集を使ったり、ママが薄いペンで同じ文字をたくさん書き、その上からたくさんなぞらせてあげましょう。
最初から補助輪なしの自転車を乗せても、子どもは怖がって乗れませんよね。まずは「僕(私)も上手に書ける!」という自信を、少しずつ持たせてあげることが大切。
千里の道も一歩から、まずは書くことへの抵抗感を減らしてあげましょう。
■3:「なぞれたら花マル!」「書けたら花マル!」で達成感を
一番の難関が「自分の力で書けるようになる」ための練習。間違った部分を正しく書けるまで何回も指摘されると、子どものやる気が減退してしまいますし、ママもイライラしてしまいますよね。
正しく書けるようになるためには、何度も何度も、繰り返し練習する必要があります。「もうひとつ、書いてみよう」というモチベーションを維持するには、なぞれたら花マル、ひとつ書けたら花マル、といったように、毎回「できた!」を見える形で示し、認めてあげるのがオススメ。
間違った字を直す場合は、「違うでしょう」と消して書き直させるのではなく、見本と照らし合わせて“間違い探しゲーム”をさせましょう。自分で違いを見つけると「ちゃんと書けるもん!」と、自らもう一つ書いてくれます。子どものやる気をくすぐる工夫も重要です。
いかがでしたか?
子どもは“読み書きの初心者”。スムーズに読み書きできるようになるまでには、“根気よく”練習を続けることが大切です。「もっとやりたい」「上手に書きたい」のやる気を引き出す3ステップで、楽しく覚えさせてあげてくださいね。
【画像】
※ Luis Molinero / Shutterstock
【筆者略歴】
※ Nao Kiyota・・・塾講師ライター。子どもたちが“もっと夢中で”学べる環境作りに日々格闘している。美容・健康分野でも執筆活動中。小学校教諭/特別支援学校教諭/心理カウンセラー/ダイエットアドバイザー/リンパケアセラピスト