ココが違った!「発表会で緊張する子」と本番に強い子の家庭の特徴って?
わが子のはじめての発表会は親子共にドキドキ緊張するものですよね。筆者も長女が年少さんのときに、幼稚園の発表会で数十分立ち尽くし、びくとも動かない様を、先生と親共々固唾を飲んで見守るという、手に汗握る経験をしました。
親としては度胸を発揮して堂々と練習の成果を披露してほしいもの。しかし親の期待とは裏腹に、自信無さげにうつむいて立ち尽くしてしまったり、泣きだしてしまうことも多々あります。
今回は子育てアドバイザーであり、四児の母である筆者が、“緊張する子”の特徴と対処法についてお伝えします。
■ 緊張する子の家庭の特徴
(1)親が期待しすぎている
本人の現状を無視して、大人が期待ばかりを重ねてかぶせていると、子どもは自分の今の状況や、出来ることと出来ないことの境界もよく分からなくなってしまいます。
(2)失敗を笑われたり、責められたりした経験がある
親や先生から出来なかったことをことさら叱られたり、笑われたりする経験がある子は、新しいことに対する意欲を失いがちです。
(3)成功体験がない
普段から成功体験を積み重ねていないと、いざと言うときに「自分なら出来る」と言う風に自分を信じられず自信が生まれません。本番で動けなくなってしまうのはそのためです。
■ 本番に強い子の特徴
いっぽう、本番に強い子は、出来ていることに対して大人に褒められることで自信に繋げ、出来ていないことは課題として受け止めて練習を積み重ねることができるので本番でもその力を発揮できます。
普段から親が子どもの“出来ていること”にフォーカスし、それらを認めて励ますことを積み重ねていると、子どもには自信が付いてきます。そして、褒められる喜びを感じられているので成功体験へとつながり、発表会などの場でも自信を持って本番に臨むことができます。
また、これとは別に往来の性質が、周りの評価を気にしないということもあります。兄弟の中でもそれぞれ特徴があるように生まれもっての性質と言えますが、筆者の三女がこれに当たります。自分の失敗を失敗とも思わず、周りに比べて出来ないことも気に留めない性質の子は、本番にも淡々と臨むものです。
ちなみに三女は、筆者が住むシンガポールの日本語補習校でかつて“唯一ひらがなが書けない人”であり、今はローカル小学校で“唯一簡単な英語を読めない人”でありますが、全く意に介さず、学校を楽しんでいます。親としては、少し気にしてほしい気もしますが、彼女なりにだんだんと成長すればいいと考えています。
■ 親が出来る3つのこと
(1)普段から、自信がつく言葉がけを
オススメは、失敗したときにチャンスをあげて「今度は出来ると思うから、がんばってね」という言葉。失敗して(例えそうは見えなくとも)落ち込んでいるときに、信じてもらえるのは格別に嬉しいものです。
(2)緊張してしまったら、ありのままを認める
「ほら、がんばって!」「こうすればいいんだよ」という言葉はプレッシャーをさらに被せてしまう行為。かけるべき言葉は、「ドキドキしちゃうね」という共感の言葉や、「いつもと同じように出来たらいいね」「ちょっとくらい間違えても大丈夫だよ」という、緊張がほぐれる言葉です。
(3)親自身が、ゆったりと構える
親の方がいつもと変わらずゆったりした空気でいれば、本番に臨む子どもにもそれが伝わり、リラックスして普段の力が発揮出来るのは当たり前ですよね。
いかがでしたか。
発表会と言う具体的な目標がなくとも、まだ経験の少ない小さな子を励まし育てるのは大人の役目であり、喜びでもあります。自信を持って自分を表現出来る子に育てられるといいですね。
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※ yanmo / PIXTA
【著者略歴】
※ mica・・・夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住の子育てアドバイザー。暮らしニスタ、コラムラテ、阪急電鉄ブログでもコラムを執筆中。著者ブログにて、記事の裏話を更新しています!執筆依頼はブログよりどうぞ。