東京五輪で普及!? 三菱電機が空中ディスプレイの技術を発表 (2/2ページ)
■ 左右のガイド映像で位置をわかりやすく
また、これまでの空中映像では、物理的な手がかりのない空中に目の焦点を合わせることに慣れていないひとにとって、表示位置がわかりにくいという課題があったという。
今回のこの空中ディスプレイでは、空中映像の左右に壁などを設置し、そこに、空中映像とシームレスにつながるガイド映像を投影させることで、空中映像の位置をより明確にしている。
また、空中映像とガイド映像を合わせた映像のサイズは対角約90インチ(約1,992mm×高さ1,120mm)という大型のものになる。三菱電機はこれらの技術で2つの特許(国内)を出願しているという。
この空中ディスプレイは、デジタルサイネージやアミューズメント、案内標識など公共サインの分野で2020年度以降の実用化に向けた開発を進めていくという。
実際のところ、まったくガランとした空間に映像を投影できるわけではなく、約1mのところにはビームスプリッターを配置しないといけないし、ガイド映像を投影するための壁なども配置されるわけで、これによってなにか画期的なことができるようになるかというと、ちょっと想像がつかない。
とはいえ、広告的な効果としては面白いだろう。また、技術が先にあれば、それを活用するユニークなアイディアも出てくるかもしれない。
まずはぜひ肉眼で見てみたいと思わせる技術だ。
【参考・画像】
※ 空中に大型映像を表示する「空中ディスプレイ」を開発 – 三菱電機