名作ドラマ“至高の最終回”の謎を総直撃!(3)「<1991年6月27日・もう誰も愛さない>田中美奈子」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

── 先に名前が出た以外でも薬丸裕英、辰巳琢郎、かとうれいこ、伊武雅刀、観月ありさも亡くなってしまった。多くは刃物や銃弾によるが、小百合だけは子宮ガンによる病死。

田中 バチが当たったんでしょう、それまで悪いことしてきたから(笑)。ガンになってからの撮影はノーメイクで臨んで、小百合も最後は改心していました。

── オンエアの約半年後、92年1月22日には、山口智子のマンションに暴漢が押し入る“模倣事件”も発生。いろんな意味でドラマの影響力を知らしめました。

田中 私も本来はコミカルな作品が好きなのに、悪役のイメージが強くなりましたね。昨年の「新・牡丹と薔薇」(フジ系)でも、主役の2人を翻弄する演技が強すぎて“ラスボス”と呼ばれていたみたいで(笑)。

── 話題になった「幸せの時間」(12年、フジ系)や「半沢直樹」(13年、TBS系)の役どころでも、画面に登場するだけでザワザワとさせますよ。

田中 私の今を決定づけてしまった作品ですね。たまには、いい人をやらせてよとも思いますが(笑)。

「名作ドラマ“至高の最終回”の謎を総直撃!(3)「<1991年6月27日・もう誰も愛さない>田中美奈子」」のページです。デイリーニュースオンラインは、もう誰も愛さない週刊アサヒ芸能 2016年 3/10号田中美奈子新・牡丹と薔薇山口智子エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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