「我が家の植木に、隣のアパートから苦情が寄せられて...」(岡山県・30代男性) (2/2ページ)

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ところが彼女の口から出てきたのは、

「Yさんのお宅の植木のことで、ご相談に参りました」父親の趣味の木はぐんぐん伸びて

うちの父の数少ない趣味が、庭いじりです。この家を建てるときも、建物の面積を削ってまで作ったスペースに木や草花を植えて、ちょっとした庭園に仕立てています(私も、暇な時などよく手入れを手伝わされています)。

特に、庭の端の方に植えている木は、その一番のお気に入りなんですが......。

「そちらの木の枝が、塀を乗り越えて、弊社が管理しております隣のアパートの方にだいぶ入り込んできておりまして。住民の方から、複数の苦情が寄せられているんです」

そう、うちのお隣は、5年ほど前に建ったアパートなんです。もっとも隣同士とはいえ、そのアパートの住民たちとは、(ほかの戸建のご近所さんも含め)うちはほとんどお付き合いがありませんでした。

そこに降ってわいた、「植木」問題。

それぐらい直接言ってくれれば...

私はさっそく、外に出てアパート側から木を眺めてみました。するとなるほど、大きく育った枝が、かなり敷地の「領空」を侵犯しています。これは確かにうっとうしいと思われても、仕方ないかもしれません。

「申し訳ありませんが、できるだけ早めのご対応をお願いいたします」

そういって、スーツの女性は去っていきました。

その晩、帰ってきた父に事の顛末を説明し、ぶつぶつ言うのをなだめすかせて、翌日のうちにその枝を切ってしまいました。その後、特に苦情などはなかったので、どうやらこれで先方も納得したようです。

もっとも父は不満顔で、「それくらいのこと、お隣さんだから直接言ってくれれば、嫌な顔せずに切ったのに。わざわざ管理会社なんぞ通さんでも......」としばらくぼやいておりました。いや親父、現に嫌な顔しているじゃない、となだめつつ、まあ気持ちは、わからないでもないんですけどね。

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