生け捕りされたダーイッシュ (IS) 幹部は化学兵器部門のトップ。米陸軍特殊部隊デルタフォースのお手柄か (2/3ページ)

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米当局筋が先週時点で公式に発表していたのは、「2、3 週間前の出来事であった」とだけ述べており、拘束者のその素性については回答を拒んでいた。

イラクの諜報関係当局者 2 名が語ったところによると、拘束されたアル=アファリ容疑者は、サダムフセイン政権下で軍事産業当局に従事していた人物。取り調べに対し、ダーイッシュが、硫黄マスタード (sulfur mustard) の兵器化を進めている実態が明らかとなっている。

アル=アファリ容疑者の証言によるとダーイッシュは、火砲の砲弾にパウダー状の硫黄マスタードを詰め込み、着弾時に出来る限り大きく深刻な被害をもたらすることを考えていることが分かっている。

こうしたダーイッシュによるマスタードガスの実用については、先月、オランダ・ハーグの化学兵器禁止機関 (OPCW: Organisation for the Prohibition of Chemical Weapons) の調査レポートで明かされている。それによると、2015 年 8 月にクルド人自治区アルビルでおこなわれた戦闘において、体調不良を訴える兵士 35 名からマスタードガスの陽性反応が検出されている。

デルタフォースによるダーイッシュ幹部を狙った襲撃作戦の決行は、昨年 5 月にも報じられており、幹部のアブ・サヤフ (Abu Sayyaf) 容疑者が射殺されている。アブ・サヤフ容疑者は、ダーイッシュの主要な収入源である石油密売をはじめとする財務部門を担当していたキーマンだった。

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