皮膚科医に聞く! 「花粉症皮膚炎」の症状と対策法 (2/2ページ)

マイナビウーマン

症状の原因がわかれば、対処方法も見えてくるかもしれません。

<皮膚科医に聞く、花粉症皮膚炎の特徴と対策法>

そこで渋谷スキンクリニックの院長・吉田貴子先生に、花粉症皮膚炎の特徴と対策法を教えてもらいました。

◆花粉症でない人も要注意! 花粉が原因で肌がボロボロに

吉田先生「花粉症皮膚炎は、花粉によって肌が赤くなったり、かゆくなったりする“炎症”の症状が出てしまうことを言います。鼻や目のかゆみが出ず、花粉症という自覚がない人でも、花粉が原因で肌が荒れることがあります。症状としては、主に、顔や首など、肌が露出している部分がかゆくなります。特に、目のまわりや首のかゆみには注意が必要です。皮膚が薄い部分なので、かゆいからといってかいてしまうと、色素沈着が起きて黒ずみが残ってしまいます。中には、乾燥がひどく肌がガサガサになったり、かゆみや赤みは出ないけれど、皮がむけてしまうという人も。いずれも、花粉の季節だけこのような症状が出る場合は、花粉症皮膚炎の可能性が考えられますね」

◆症状が出たら、皮膚科に行くのが◎

吉田先生「花粉症皮膚炎は花粉が肌に付着することにより起こるので、マスクやサングラス、帽子などを着用し、できるだけ肌の露出を控えることが予防につながります。皮脂が少なく乾燥している部分に症状が出やすくなるので、保湿を心がけることも効果的です。ただし、対策はできても、症状が出てしまったらセルフスキンケアだけで治すのは困難。もし肌に異変を感じたら、早めに皮膚科で治療を受けることをおすすめします。また、かゆくてもかきむしらないように注意してください。かいてしまうと、治るのにも時間がかかってしまうし、傷や黒ずみなど、肌の二次トラブルになりかねません。キレイに治すためにも、かゆくても触らないようにして、皮膚科を受診しましょう」

<さいごに>

花粉が原因の肌トラブルは誰にでも起こる可能性があることにびっくり。しかも、赤くなる、かゆくなる、乾燥するなど、症状はさまざま。「わたしは花粉症じゃないから」と安心している人も、花粉の時期は特に、肌の変化に気を付けていたほうがよさそうですね。そして、症状が見られたら迷わず皮膚科へ。正しい処方をして、美しい肌を取り戻しましょう!

監修:吉田貴子先生 皮膚科・美容皮膚科医。2004年に渋谷スキンクリニックを開業。一般皮膚科と美容皮膚科を開設し、あらゆる肌の悩みに向き合っている。なかでもニキビ治療を得意とする。また、肌トラブルだけでなく、ダイエットやアンチエイジング、発毛治療など、美容にまつわる様々な悩みに対応してくれる。テレビや雑誌などのメディアでも活躍中。

(取材・文:石部千晶/六識)

「皮膚科医に聞く! 「花粉症皮膚炎」の症状と対策法」のページです。デイリーニュースオンラインは、女子などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る