福島原発作業現場に外国人大量流入で地元がパニックに(1)日本人作業員の事件が頻発しているが… (2/2ページ)

アサ芸プラス

地元住民たちが両者を結び付けて考えてしまうのは、ある意味、しかたのないことだろう。

 昨年8月に、大阪府寝屋川市で中学生2人を殺害した男も南相馬市で除染作業をしていた。こうしたことも手伝って住民たちの作業員たちに対するまなざしは厳しいものになっている。

 南相馬市では今年4月をめどに、市北西部にある「避難指示解除準備区域」の本格解除を目指している。が、治安の悪化などを理由に住民の帰還は思ったように進んでいない。働き手が少ないため、飲食店も午後9時閉店というありさまだ。

 しかし、ここにきて新たな問題も浮上している。前出・佐藤氏は、3月に入ってこれまで見なかったものを目撃したという。

「近所のコンビニに行ったら、作業服を着て大きな声で中国語を話している人がいたんです。除染作業で南相馬に住んでる中国人でした。日本人作業員だって、問題を起こしてるのに、これでまた中国人が入ってきたら‥‥」

 この不安がただの杞憂でないことを証言するのは、南相馬市で建設会社を経営する男性社長だ。

「外国人作業員を入れるって話がゼネコンのほうから漏れてきているんですよ。今年は2000人規模で入れるっていう話です。南相馬には昨年の末くらいから、新しい外国人作業員の宿舎を作っています。高倉と上太田というところの2カ所で、そこには500人くらい収容できます」

 今後、除染作業員として中国人やモンゴル人などアジア系の外国人を中心に増やしていく計画だという。

ジャーナリスト:八木澤高明

「福島原発作業現場に外国人大量流入で地元がパニックに(1)日本人作業員の事件が頻発しているが…」のページです。デイリーニュースオンラインは、八木澤高明週刊アサヒ芸能 2016年 3/24号福島第一原発福島原発社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る