2017年卒の就活本番、男子も「身だしなみ」を侮れない! 面接担当者92%が身だしなみチェック、4割が「見た目で選考通過」経験!? (7/12ページ)
■ 大学ジャーナリスト・石渡嶺司氏が語る、男子就活生の面接前の新習慣“リク盛り”とは?
今回の調査からは、多くの面接担当者が「面接で男子学生の身だしなみをチェックしている」実態がわかります。そこで、男子大学生側の思惑と、面接担当者の意識それぞれについて、就活関連の著作で知られる石渡嶺司氏にお話をうかがいました。
◇ 「男子就活生」は周りに流され、出遅れ傾向に!?
セミナーで前方に座る「意識高い学生」を笑っている場合ではない
「男子学生」の就職活動傾向を振り返ると、文部科学省調査による「学校基本調査」では、2000年代に入り男子と女子の就職率の逆転がはじまり、現在では16年連続で女子の就職率が男子を上回る状況が続いています。ここから最近の男子学生の就職は苦戦していると言えるかもしれません。なぜ、男子学生の就職活動が苦戦してしまうのか。一言で言うと就職活動においては「男子学生は周りに流されやすい」傾向にあるからです。
女子の場合、「就活、何もやってない」と学生時代のテスト前のようにお互いに予防線を張り合っていても、実は裏でこっそり進めているケースが多い。対する男子学生は、「就活、何もやってない」を信じがち。
さらに就活セミナーで前の席に座っている学生に対して「意識が高い」と言ってみたり、根拠のない余裕に満ちているパターンが多く苦戦してしまう姿が見られます。今回の調査でもそんな男子学生に対して「頑張ってほしい」と考えている面接担当者の声が聞かれたようですが、そんな男子学生の実態からは、うなずけるところだと言えるでしょう。
◇ 知り合いは家族や学内の友人だけ…他人との接点がない学生は「面接」で不快感を与える学生になりやすい
男子学生の面接の場で、大きく差が出てくるのが「身だしなみ」です。特に男子が多い学部やサークルに属していたり、ふだん家族、学生の友人同士以外の外部と接触がない男子は就職活動でも身だしなみへの意識が低くなってしまい、リクルートスーツを着ていても靴がスニーカーだったり、無精ひげが残っていたり、肩にフケが乗っていたり、…他人に不快感を与えているか、そうでないかが、自覚できていない学生もいます。