【プロ野球】混戦必至のセ・リーグで鍵を握る”新外国人選手”の実力診断 (2/2ページ)
■広島東洋カープ
ブレイディ・ヘーゲンズ
6試合/0勝0敗/防御率3.00
6回/被安打6/与四死球1/奪三振7
ジェイ・ジャクソン
5試合/0勝0敗/防御率0.00
5回/被安打2/与四死球4/奪三振6
ジェイソン・プライディ
12試合/28打数7安打/打率.250
1本塁打/4打点/1盗塁/3四死球/12三振
≪実力診断≫
投手陣ではヒース、ザガースキー、デヘスス、野手陣ではロサリオ、グスマン、シアーホルツなど切るに切りまくった広島。特にヒースやザガースキーは鯉党からの期待も大きく、「何をトチ狂っとるんなら!」とお怒りのカープファンも多かったが、新外国人2投手がある程度の結果を残したことから、溜飲も下がりかけている模様。
既存戦力のジョンソン、エルドレッド、中日から加入のルナが3枠当確のため、残る1枠はジャクソンが濃厚になった。「走攻守三拍子揃った」との触れ込みのプライディは実力を発揮できず。二軍スタートになりそうな雲行きだ。
■中日ドラゴンズ
ジョーダン・ノルベルト
3試合/0勝0敗/防御率2.00
9回/被安打8/与四死球2/奪三振10
ファン・ハイメ
オープン戦登板なし
ダヤン・ビシエド
8試合/29打数7安打/打率.241
2本塁打/4打点/0盗塁/0四死球/3三振
≪実力診断≫
27歳の若さでメジャー66発の実績を持つ、ビシエドがカギを握る。しかし、11〜20日の間、夫人の出産のために一時帰国。しかも第3子である。色々と年齢の割りに驚かされることが多い助っ人だが、調整遅れは必至。森繁和ヘッドコーチが「ダメだったら一緒にクビになる覚悟」と意気込む逸材は開幕までに急ピッチで仕上げられるのか!?
投手陣では自称166キロ右腕のハイメが右肩痛でいまだに目処が立たず。現段階ではオリックスのコーディエとは逆に「やっぱりか」という声が聞こえる。一方、先発左腕のジョーダンは視界良好。ツーシームが日に日に冴えてきており、ムードメーカーとしても株を上げている。
■横浜DeNAベイスターズ
ザック・ペトリック
3試合/1勝0敗/防御率4.00
9回/被安打15/与四死球2/奪三振3
ジェイミー・ロマック
15試合/45打数7安打/打率.156
2本塁打/4打点/0盗塁/10四死球/20三振
≪実力診断≫
投手陣では昨季、1試合で防御率33.75のとてつもない数字を残して解雇されたビロウに代わって、26歳の新星・ペトリックが加入。高田繁GMが惚れこみ、移籍金を払ってまでカージナルス3Aから獲得した逸材だ。しかし、ゴロを打たせて取るスタイルと自称しているが、ヒットもかなり打たれているのは気のせいだろうか…? 当然、球数もかなり多い。即戦力ではなく伸びしろ豊かな素材型だと信じたい。
韓国に移籍したバルディリスの後釜を期待されているロマックもかなり怪しい。キャンプの実戦から時折、とんでもない飛距離の本塁打をかっ飛ばしているが、打率は見ての通り…。安打数よりも四死球の方が多いという謎の成績になっている。ちなみに三塁守備はザル。キャンプイン早々に「ロマックの守備練習がヤバイ」とネット上に動画が駆けめぐり、案の定、オープン戦で三塁守備に就いた試合で失策を犯し、守備率.857の体たらく。起用するならばライトになりそうだ。
文=落合初春(おちあい・もとはる)