【専門家】食と和食で飲む水の量を変える!? 意外と知らない身体に良い、水の飲み方5つ
水が美容や健康にいいのをご存知ですか? でも、どれくらい、いつ、どんな水を飲めばいいのか分からないことも多いですよね。そこで、富士山の銘水株式会社のアクアアドバイザー久保田 美穂さんに、美肌や便秘に効果的な水の飲み方や、意外と知らない水にまつわるトリビアなどを伺いました。
■アクアアドバイザー直伝!水を飲むと得られる効果って? 普段、何気なく飲んでいる水。どれくらい飲むのがいいのでしょうか?
「水は1回につき、コップ一杯程度(150~250ml)を、1日に6~8回に分けて飲むのがいいといわれています。冷たすぎないものを、のどの渇きを感じる前に摂るのが基本です。コーヒーやお茶をよく飲む人は、利尿作用があるので、少し多めに水を飲むようにするといいですよ」(久保田さん)
水には美容効果があると聞きますが、具体的にはどのような効果が得られるのでしょうか? 「人は年齢と共に、体の細胞内の水分量が低下し、乾いた状態になります。よって、水分量を補って体内から潤すことが大切。水分をうまく補って、肌荒れや小じわ、くすみ、クマなど、お肌の老化を防ぎましょう。 また、水を飲むことで、肌荒れの原因になる有害物質の排出も促されます。水の硬度は、軟水~中硬水で、カルシウム多めの水ですと、新陳代謝を活発にするので肌のターンオーバーにもいい影響があります。また、“バナジウム”というミネラル成分が入った水には、体の代謝を促進し、コレステロール抑制作用があるといわれています。“水”と一口で言っても、成分や味も色々なので、こだわって飲んでみると面白いですよ。」(久保田さん)
水を飲むと「便秘にもいい」といわれていますが、本当なのでしょうか?
「水は便通を促します。より効果を期待するのであれば、朝起きたときに炭酸水や白湯をコップ一杯飲めば、腸がほどよく刺激されてお通じもスムーズになるといわれていますので、困ったときはぜひ試してみてください」(久保田さん)
■知っ得!水の飲み方トリビア5選 水には美容効果の他にも、まだ知られざる効果が豊富。そこで、水にまつわる新情報や新しい飲み方など、水の飲み方トリビアを5つ教えてもらいました。
1.洋食と和食で飲む水の量を変えると良い! 「洋食と和食では、洋食のほうが水分量が少ないといわれていますので、ご飯や煮物などの和食より、パンやパスタなどの洋食を好んで食べる方は300mlほど多く水を摂取するようにするのがおすすめです」(久保田さん)
2.水には食欲を抑える効果がある! 「水は胃の中で分泌される胃酸を薄めるので、食欲抑制につながります。ダイエット中などでどうしても何かが食べたくなったら、水を一杯飲むといいでしょう」(久保田さん)
3.日本人には軟水が合っている! 「水にはミネラル量に違いのある硬水と軟水がありますが、日本は地形的に硬水がほとんどないため、軟水のほうが飲み口も体も慣れていますし、和食の味を損なわないので日本人にとても合っているんです。硬水は、人によっては胃腸に負担がかかることもありますので、無理に飲む必要はないでしょう。また、軟水はマグネシウムが少なく、乳幼児が飲むのにも適しているため、安心して飲むこともできます。やはり日本人には軟水がおすすめですね」(久保田さん)
4.生活シーンに応じて飲み分けると効果的! 「水は生活シーンに応じて、ぜひ飲み分けてみてください。先ほどもご紹介した、起床後の炭酸水や白湯は便通を促すのに有効です。また、日中は基本的に飲みやすい軟水を飲み、スポーツするときは、体を動かしている最中や終わった後に、ミネラル分補給のために中硬水を飲みましょう。中硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムが、筋肉の疲労回復やけいれんを防いでくれる効果があるといわれています。中硬水とは硬度101~300mg/lの水のこと。硬水よりも飲みやすく、気軽に取り入れることができます。 また、夜の入浴前後には必ずコップ一杯の水を飲むようにしましょう。また、寝ている間は意外と多くの汗をかくので、血流の低下により足がつる原因となることも。寝る前に飲むのも心がけてみてください」(久保田さん)
5.「フレーバーウォーター」ならビタミンも一緒に摂取できる! 「味に変化が欲しい方は、スライスレモンやミント、ブルーベリーなどのフルーツを入れて“フレーバーウォーター”にしてはいかがでしょうか。香りもよく、飽きずにおいしく飲めるだけでなく、ビタミンも一緒に補給することができるので、一石二鳥ですよ」(久保田さん)
水はただ飲むのではなく、飲む量やタイミング、種類などを選ぶと、より体に嬉しい効果が期待できるようです。ぜひ水を賢く飲んで、すっきり健康的な身体を作りましょう。
(石原 亜香利)