産めるの? 産めないの? ブライダルチェックについて思うこと
子どもを望む女性にとって、結婚後に妊娠しないことで悩むのはできる限り避けたいものです。後々不安な日々を送るくらいなら、結婚前に自分の妊娠の可能性を知っておきたいという人もいるでしょう。結婚前のブライダルチェック(妊娠可能かどうかや、婦人科系の疾患がないか事前にチェックすること)について、未婚女性と既婚女性それぞれに意見を聞いてみました。
【未婚女性】 Q.ブライダルチェックについてどう思いますか?
「しようと考えている」……9.9%
「興味がある」……45.3%
「興味がない」……44.8%
ブライダルチェックをしようと考えている未婚女性は1割にも満たない結果となりました。一方で、興味を持っている人も多く、合わせると過半数に達しました。では、既婚女性は実際どうだったのでしょうか?
【既婚女性】 Q.ブライダルチェックについて、ご自身が一番近いものを下からお選びください
「興味があって実際に実施した」……5.0%
「興味があったが実際にはしなかった」……27.5%
「知っていたが興味がなくて実施はしなかった」……24.2%
「知らなかった」…43.3%
実際実施した女性は5%にとどまりました。では、ブライダルチェックの必要性については、どう感じているのでしょうか。
Q.ブライダルチェックは必要だと思いますか?
「思わない」……54.2%
「思う」……45.8%
ほぼ半々、といったところです。実施した女性はわずか5%ながら、必要だと思った既婚女性が45%もいたという事実。 ブライダルチェックに対しての認識と、必要性についての意見を見てみましょう。
■ブライダルチェック否定派~怖いから~・「事前チェックで問題があり、婚約破棄になったらショック」(33歳既婚/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「ちょっと怖い。良くない結果が出ると、かなり落ち込んでしまうと思うから」(24歳未婚/食品・飲料/専門職)
検査することで望まない結果が出る可能性もあります。子どもを重視する人であれば、結婚を考え直すケースもあるかもしれません。そのときはどうするのかも二人で事前に意思確認しておくことが必要です。
■ブライダルチェック否定派~なんか失礼! ~・「ブライダルチェックの結果によっては結婚しない場合があるということが不快だから」(28歳既婚/金融・証券/営業職)
・「子どもを産むことだけが結婚ではないから」(32歳既婚/建設・土木/事務系専門職))
・「子どもが欲しくないので。子どもを産むために結婚したいと思って欲しくない」(32歳未婚/学校・教育関連/技術職)
妊娠できるかどうかは結婚には関係ない、その通りです。何のために結婚するのか、女性を値踏みするようで失礼、というような意見もありました。
■ブライダルチェック肯定派~子どもが欲しい~・「婦人科系の病気も事前にわかるし、妊娠しづらい身体とわかっていたら、妊活もいろいろな方法を探せると思うので」(26歳既婚/医薬品・化粧品/営業職)
・「しようと考えている。自分は持病の関係で妊娠できない可能性が高いので、相手や相手の家族のためにもきちんと調べておきたいなと思うから」(25歳未婚/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「興味がある。いざ子どもが欲しくなって発覚して焦りたくないから」(27歳未婚/金融・証券/事務系専門職)
「妊活」なんて言葉ももはや定着し、早めに調べて早く問題に取り組めるということは、確かにいい一面があります。「結婚なんて機会がないと調べないから」なんて意見もあり、ちょうどいいタイミングのチェックになるかもしれません。
■ブライダルチェック肯定派~妊娠だけじゃない~・「生理痛が酷かったため、もし子宮に異常があったらと心配になったので行った」(23歳既婚/その他/その他)
・「がんなどの早期発見にもつながる」(29歳未婚/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「妊娠可能かは置いておいて、婦人系の病気の有無はあるならあるで早く探しておいた方が良いと思うから」(32歳未婚/不動産/専門職)
ブライダルチェックでわかることは、妊娠できるかどうかだけではありません。結婚年齢が上がってきている今、妊娠にかかわらず自分自身の婦人科系疾患には関心を持つべきなのかもしれません。
医療の進歩は新たな需要や可能性を生む反面、価値観や倫理観による対立を生んでしまうこともあります。ブライダルチェックの必要性についてはカップルの間でも認識が異なるため、しっかりとした話し合いを持って実施するかどうかを判断しましょう。
(ファナティック)