少女マンガでは教えてくれなかった結婚のリアル ハッピーウェディング講師 佐伯まるこ前編
女性なら誰しも一度は憧れるでしょう、結婚。今回は、ゴール設定を結婚にするのではなく、結婚してからのほうがより素敵な毎日を送れるようにと世の女性たちに伝授している「ハッピーウェディング」講師の佐伯まるこさんにお話しを伺いました。夢と現実のギャップに大打撃を受ける前に、知っておきたい重要なこと。必見です!
まるこさんがハッピーウェディングの講師になるまでは、何をされていたんですか? まるこ もともと私は保育士を6年勤めていました。そのときの私は、一般常識というのを全然知らなかったんです。「有給」という存在すら知りませんでした。有給なんてとったことはなかったですし、そもそも有給休暇というものをとっている人をみたことがありませんでしたから。(笑)知人から「有給」という言葉を生まれて初めて聞いたときどう思ったかというと、「休みなのにお給料もらったらいけない!そんなことしたら悪い!」と思いましたね。今思うと、相当何も知らなかったので、勘違いの世間知らずな女の子ですよね。私は保育士という仕事が好きで、保育の専門的な知識はたくさんあったものの、そういった保育士以外の世界を知ろうとする機会が今までなかったんですよね。 なにか現状を考えるきっかけがあったということでしょうか? まるこ ちょうどその時、恩師の女性と知り合うことになるのですが、その女性とたくさんお話をしていたら、そんな常識知らずの自分に気がついたんです。 そしてもう一つ、自分の人生にとって大きな事件が起きるんです。(笑)その当時、付き合っていた彼氏と「結婚しよう」という約束をしていたのですが、なんと、もうひとり彼女がいたんです。それが発覚してから、それはそれは昼ドラのような体験でした。そのとき彼氏はというと、どちらと結婚するかというのを迷っていたんですよ。(笑)彼は、気持ち的にも性格的にも私のほうが好きなんだけどとは言うものの、迷っている様子だったので理由を聞いたら、「まる子は保育士で、もうひとりは看護師だ」と言われたんです。そうやって、もうひとりの女性と私の経済力の差で迷っていたみたいで…リアルな話ですよね。 経済力が理由と言われて悲しくはなりませんでしたか? まるこ それはいろいろ思いました。だって、「少女漫画や恋愛ドラマでは好きな人と結婚する、結婚できるって教えられてきたのに、結局お金なんや!」と本当の現実を突きつけられたわけですから。でも、そのとき学んだことは、大好きな彼なのに自分に経済力がないが為に、相手の将来を不安にさせてしまったということなんですよね。 その二股事件があってから、どうされましたか? まるこ そのあとは「資格をとろうかな」とか、「次の仕事は何をしたらいいんだろう」ってずっと探していた頃がありましたね。女性は特にそうじゃないでしょうか。何か資格をとればなんとかなりそうとか、求人雑誌をひたすら見てみたりとかね。でも、資格をとるにも転職活動にもきちんとした知識が必要なんです。しかし、その当時の私は週6で朝早くから夜遅くまで働いていましたから、なかなか資格をとったり、新しいことにチャレンジするという時間はありませんでした。 時間のない中、これからのライフスタイルを変えようとされたと思うのですが、具体的にどのように前進していったのでしょうか? まるこ 私の恩師から「これからは雇われて働くだけじゃダメだよ」と言われたのをキッカケに、私の常識の中にはないビジネスの世界にエスコートしていただきました。今までの働き方と完全に違う価値観に触れ人生観が変わりました。そして、間も無く保育士の世界を飛び出すことにしました。今まで足を踏み入れたことのなかった外の世界に入った瞬間、自分の未来に真剣で本気の人たちがこんなにもたくさんいるんだということに気が付くことができたんです。ありがとうございました!二股事件(笑)、経験したことのある人も実は結構いるのではないでしょうか。でもそのとき、彼のせいにしないで自分の現状に気づかれて行動されたまるこさんは、素敵ですよね!
佐伯まるこ:プロフィール20歳から保育士として勤務。22歳で彼氏から二股をくらい、昼ドラのような修羅場に遭遇。恋愛の深みにハマる。23歳で事業家である現在の旦那に出会い、自身も保育士をしながら事業を展開、同時期からメイクを中心とした美容の勉強を始める。25歳で結婚。結婚当初の旦那の収入は150万円程という苦境を夫婦二人三脚で乗り越えたのち、数年後には夢の夫婦別財布を実現。気さくでパワフルな旦那と、穏やかで温かみのある妻ということで夫婦共に人望も厚く、数多くのイベント業も関西を中心に展開。年に何度も海外に足を運ぶなど、結婚生活9年目を迎えた今は、結婚当初よりも円満という仲良しっぷりをますます発揮!
Writer: セキアキ