【アニメ漫画キャラの魅力】カイジをギャンブルの道に誘い込んだ張本人「遠藤勇次」の魅力『逆境無頼カイジ』
帝愛グループが絡むギャンブルにカイジを誘い込むきっかけを作った人物が「遠藤勇次」です。遠藤がカイジを誘わなければ、カイジの数々の武勇伝もなく、今頃カイジは安い賃金で働いたお金をチビチビ返している、もしくは内臓でも売り飛ばされているか、いずれかの目に遭っていた事でしょう。今回はそんな「遠藤勇次」という人物の魅力についてご紹介させていただきます。
⇒遠藤勇次とは?(逆境無頼カイジシリーズ)
http://www.charapedia.jp/character/info/18273/
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■金融会社社長
金融会社社長といえば聞こえが良いですが、実際のところは法外な利息で金貸しを行う悪徳業者のボスという立ち位置です。しかし、自分自身はただの金貸しで終わるつもりはなく、心の内には這い上がろうとする野心を秘めています。後にパチンコ「沼」の賞金と、カイジから回収した金、合計4億円という大金を持って行方をくらませますが、これも遠藤が優秀な金融屋だからこそ。どんな切迫した場面でも慌てることなく、そして苦楽を共にした仲間だからといって変に優しく接する事もしない。これこそが、帝愛グループの下で長年働いてきた男の才覚と言えるでしょう。
■演技派
遠藤は、カイジを帝愛グループのギャンブルに参加させる為に、部下とひと芝居うって出場を決めさせたという実績があります。金貸しとして、客に金を借りてもらうには自分を信頼してもらわなければいけません。良い人を演じる技は相当長けていると思われます。しかし、ひとたび怒らせれば非情な取立て屋に一変。カイジもその優しさに騙され、何度も煮え湯を飲まされています。ギャンブル自体はカイジの方に分がありますが、世渡り上手なのは間違いなく経験値の高い遠藤と言えるでしょう。
■意外と慕われている?
金貸しと債務者という関係でありながらも、カイジと遠藤はタッグを組んで共闘し見事に敵を倒します。また、カイジが頼んだ無謀とも言える沼攻略方法を、人手を使って実行に移したのも彼。これらの事から、意外(?)と周囲の人間からは慕われている事が分かります。沼に勝つ為の借金をカイジから申し込まれ男泣きするシーンは、遠藤が登場する場面の中でも“もっとも熱いシーン”ではないでしょうか。
カイジの仲間になり、“良い人”かと思えばあっさり裏切る。それを悪びれもなく平然とやってのけるところに遠藤の魅力があります。残念ながら実写映画化は遠藤のキャラクター設定が男性から女性に変更されてしまい、カイジとの厚い男同士の友情(に近いもの)を見る事は出来ませんでした。大金を持った「遠藤勇次」がはたして今何をしているのか。カイジの危惧していた、“虎の子を食いつぶすだけの寂しい老後”だけは送っていてほしくはないものです。
【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】
★記者:あきにゃん(キャラペディア公式ライター)