みんなに愛される!女性の魅力は「教養」でつくれる【桜にまつわる日本文化】 (3/3ページ)
考えてみれば、人が桜に感じる思いは、どこかせつない恋心にも似ていますね。
平安時代に書かれた「古今和歌集」には、散りゆく桜に思いをよせた和歌が数多く残されています。
「久方の(ひさかたの)光のどけき春の日に 静心(しづこころ)なく 花の散るらむ」紀友則
~日の光がのどかな春の日に、どうして桜の花はあわただしく散ってゆくのだろうか~
「世の中に 絶えて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし」在原業平
~もしもこの世に桜の花がなかったら人々の春の心は本当にのどかでいられるのだが~
教科書にも載っている紀友則(きのとものり)や、数多くの女性とロマンスを重ねた平安時代の貴公子・在原業平(ありわらのなりひら)が詠んだ和歌は有名ですよね。
今年の春は満開の桜はもちろん、散り際の桜にも思いをよせて、いにしえの和歌に胸をときめかせてみてはいかがでしょう?
今年のお花見では、感性を磨きましょう

桜には、種類ごとに花言葉があることをご存じですか? 染井吉野は「精神美」、しだれ桜は「優美」、八重桜は「豊かな教養」、山桜は「高尚」。
どれも外見にまつわる美ではなく、内側からにじみ出る美しさをあらわす言葉ばかりですね。
何かと忙しく毎日を過ごしている私たち。でも、桜の季節だけは、誰もが足を止めて、今この瞬間しか味わえない花の美しさを心に焼きつけます。
「心を込めて、この一瞬を味わう」そんな時間こそが、多くの知識を身につける以上に、日本女性としての品格を養ってくれるでしょう。
大切な時間。桜の女神からの贈り物かもしれません。桜の木の下で乾杯をしながら、女を磨きましょう!