米軍内での「金正恩暗殺計画」はここまで進んでいる! (2/2ページ)

アサ芸プラス

金正男を北朝鮮に戻すことで、あらゆる面で中国の支援を取りつけ、関係を強固なものにする狙いがあります。そして北朝鮮内には今もなお、金正男に忠誠を誓うグループがかなりあるのです」(外信部デスク)

 実は今回の米軍の作戦以前に、北朝鮮国内ではすでに金正恩暗殺の動きがあった。13年に金正恩の側近であり叔父に当たる張成沢が銃殺処刑されたが、

「暗殺計画が発覚したからです。張氏は金正恩を殺し、金正男を代わりに迎えるつもりでした。昨年12月、交通事故死したと伝えられた金養建統一戦線部長も、同じ計画を実行しようとしていた。それが発覚し、自動車事故を装い粛清されることになったのです。交通量の少ない道路での、非常に不自然な事故でした」(前出・ジャーナリスト)

 さらに、今年2月に処刑された李永吉総参謀長も、3人目の刺客として動いていたとされる。

 今回の米軍による「5015」作戦は、そうした北朝鮮国内での動きを具現化するものとなりうるのだ。

 オバマ大統領は来年1月に任期を終えるが、

「当然ながら、任期終了前に、歴史に残る大政策を成し遂げようと試みます。それがキューバとの国交回復に加え、北朝鮮工作なのです」(前出・外信部デスク)

 激突の行方やいかに。

「米軍内での「金正恩暗殺計画」はここまで進んでいる!」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 4/7号金正男米韓合同軍事演習金正恩海外などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る