はんにゃ川島のガン告白に賛否…芸能人に問われる“不幸便乗”の是非 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 不幸便乗の話題作りは、過去にも多数ある。対象者は批判の対象になりやすいが、それは必ずしも著名人ばかりとは限らない。

 “ゲス芸人”として知られるウーマンラッシュアワーの村本大輔は、2月8日放送のラジオ番組「ウーマンラッシュアワー村本大輔のオールナイトニッポン」で「ファンやからイイ奴がいるわけじゃない」と切り出してニューヨークへ行ったときのことを回想。現地で朝ごはんを食べたことをツイートしたとき、フォロワーの一人が同市のダウンタウン地区で事故が起きたことを心配して「大丈夫ですか?」と村本に呼びかけたという。

 村本は、ツイートした内容が朝ごはんの紹介だったため、このユーザーの行動を疑問視。「メチャクチャ怖い話」と評し、「自分を売り込むために人が亡くなったニュースをネタにする異常な精神」とダメ出しした。

「はんにゃの例も含め、著名人にしろ一般人にしろ、非難される場合はアクションの仕方に多少なり問題があるのかもしれません。東北大震災で物資を届けた江頭2:50は、のちに関係者の声が広まって事実が知れ渡り、喝采を浴びました。同じく震災でロンドンブーツ1号2号の田村淳は、“便乗による話題作り”と言われる覚悟で支援物資の配布に動きましたが、最終的にはネットユーザーにも受け入れられている様子です。どんなアクションを相手に望むのか、不特定多数の人間に自分がどう見られたいのか。本人たちの姿勢が問われますね」(同上)

 どんなアクションを取れば非難を浴びるのか。判断がやや難しいが、虚栄心まる出しはアウト、というところだろうか。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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