危篤状態に陥った人の40%が経験する。臨死体験に関する最新研究(アメリカ) (2/3ページ)
現代では、臨死体験はもはやオカルトではない。実際に起きている「何か」のようだ。
なぜ人は臨死体験をするのか?
もっとも、臨死体験が、脳内で起きている医学的な特定の状態なのか、それとも霊魂などの超自然現象に属するものなのかについては、まだ結論は出ていない。
科学的に臨死体験を説明しようとする主張では、次のようなものがある。
ひとつは、5分間心停止状態が続いても神経細胞の活動は続いていることから、脳の中で臨死体験のようなイメージが創作されるという説。
またもうひとつは、よく知られる科学的な解釈として、心停止状態になった際、脳が生きるための手段を検索しているという説だ。
しかし、脳が機能していない状態(脳波計で脳波が観測されない状態)でも臨死体験が報告された例が多数あることから、現在ではこの主張は下火になっている。

出典: karapaia
臨死体験で見る共通したイメージ
臨死体験者が、死に際して、恐怖ではなく安らぎや快さを覚えるケースは多く報告されている。他にも、「トンネルを抜ける」、「光につつまれる」、「親族に会う(声が頭に響く)」などが臨死体験において類似する現象だ。
臨死体験をした人の報告例を2,000例以上集めた精神科医、エリザベス・キューブラー・ロスは「あまりに似た例が多いのでそれ以上集めるのを止めた」とすら話している。国や文化、言語の壁を越え、臨死体験は共通した現象が起こるのだ。