北朝鮮レストラン従業員が集団脱北…ウェイトレスら13人が韓国へ入国 (2/2ページ)
昨年12月には、売春を強要される状況に耐えきれず、ウェイトレスが失踪する事件も起きたという。
2月までは、従業員らが市場や町中に遊びに行く際には、3人で行動することを条件に許可が与えられていた。ところが3月からは「敵対勢力が祖国をひっくり返そうとしている。敵は、海外に住むわが人民を虎視眈々と狙っている」との理由で、外出が許可されなくなった。
賃金も支払わず、統制を強化するばかりで「米国をはじめとした敵対勢力の経済制裁のせいだ。給料がもらえなくても愛国心を持って働こう」などと無茶なことを言う当局に対して、従業員の間では不満が高まっている。
こうしたなか、起こるべくして起こったのが、今回の「北朝鮮レストラン集団脱北事件」だ。これだけの大規模な脱北だけに、今後、北朝鮮は、受け入れた韓国政府に対する非難声明を出してくる可能性がある。また、彼女たちが北朝鮮に残している家族に危険が及ぶ可能性もなきにしもあらずだ。ただし、今回の事件を引き起こした張本人は、北朝鮮の人民大衆の生活を顧みず、核やミサイルに突っ走って、経済制裁を招いた金正恩第一書記だ。