オープンソースソフトウェア「OpenStack®」が13番目のリリース「Mitaka」を公開 (2/5ページ)

バリュープレス

Keystoneアイデンティティ・サービス、クラウドネットワークのアイデンティティ管理機能のセットアップのためのインストール、稼働、認証、トークンの発行など複数のステップの手順が、1ステップのシンプルな手順に変更されました。さらにMitakaにて管理性が強化された一例として、レイヤ3のネットワーキングが改善され、分散型仮想ルーター(DVR)がサポートされたNeutronが挙げられます。

■スケーラビリティの強化
は、OpenStackのクラウドを拡大・縮小するための機能が改善されています。たとえば、12番目のリリース「Liberty」に初めて登場したHeatのコンバージェンス・エンジンは、Mitakaではパフォーマンスの向上とステートレスな運用を維持しつつ、スケールアウト(水平スケール)時に、より大きな負荷や複雑なアクションを扱うことができるようになりました。同様に、KeystoneのFernetトークンでは、アイデンティティ・サービスがサポートする使用可能なAPI数が増加しました。またOpenStackのコンピュート・クラウドのスケールアウトをサポートするLibertyに含まれる追加機能であるCells v2が大幅に強化されました。

■ユーザーエクスペリエンスの向上
ではクラウドの運用者だけでなく、クラウドリソース上でアプリケーションの開発やデプロイするエンドユーザーを含むクラウドユーザー全体のユーザーエクスペリエンスが向上しました。たとえば、統合型のOpenStack Clientは、コンフリクトが発生しないAPI呼び出しを使用してリソースを作成できるため、エンドユーザーは各サービスAPIの複雑な部分を学習する必要はありません。さらにMitakaでは、ソフトウェア開発キット(SDK)の多言語によるサポートが強化されました。その他の改善点として、アプリケーション開発者の作業の省力化をサポートする展開中の機能である「Get me a network」がNeutronに追加されました。この機能を利用するとネットワークの構築、ネットワークへのサーバーの配置、サーバーへのIPアドレスの割り当ておよびネットワークをアクセス可能な状態にするために必要なすべてのステップを無くし、1つのアクションで行うことが可能です。

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