パチンコ不正行為「これがゴト師の手口だ!」パチプロが目撃したゴトの現場 (2/3ページ)

日刊大衆

こっそりその人のカードの残高表示を覗くと、数字ではなく謎の記号が……。無限に残高が減らない変造カードでした。

 パチンコが最も隆盛を極めた20年前は、パチンコ台内部への不正改造が横行していました。異常に大当たりする、全く当たらなくなる、あるいは稀ですが“遠隔操作”なんてのも……。新台の輸送時や、夜間に店内へ侵入して不正基板を台に仕込んでおき、打っている時に台を操作して大当たりさせてしまう手口です。今では台のセキュリティが飛躍的に向上し、公的機関の抜き打ち覆面検査など様々な対策も講じられているので、限りなく根絶されてますけどのう。

 昔、とあるホールで「昨日の深夜にゴト師が不正基板を仕込みに来たんです!」と店員が教えてくれたことがありました。

 見せてもらうと、他の台には付いていない奇妙な電子部品が……。メカに詳しい店員がいたおかげで、ゴトが未遂で済んだケースです。逆にホールが仕込む例もありましたが、そんな店は例外なく淘汰されていますので、ご安心を。

 セキュリティ技術の進歩とともに電子的なゴトは減っています。現在はまたアナログのゴトが主流です。ゴトというよりも、もはやストレートに窃盗ですが、他人の残高カードを抜き取ったり、ジャンパーの内側に仕込んだ袋から大量に持ち込んだ玉を計数機に流し込んだり……。この大量の玉は、どこかの1パチの玉とか、廃業ホールから盗んだ玉なんでしょうかのう。

 ここ数年の目撃パターンは、ほとんどがこういった“上着系”です。潤滑スプレーを隠し持っていて、ハネモノの上皿から油を流し込んでいる、なんてヤツもおりました。この時はわしが捕まえたので未遂でしたが、台は使い物にならず器物損壊罪。違法な電波発信機を隠し持っていた客を発見したこともあります。

 最新のパチンコゴトのトレンドは、昔ながらの磁石とか、釣り糸を付けた玉などです。両者とも盤面に玉を詰まらせ“ブドウ状態”を作り出すのが目的。意図的な玉詰まりを利用してスタートチャッカーへドバドバ入賞させるのです。ちゃんとデジタルを回して大当たりを引けばバレないと思っているのかもしれませんが、最近のパチンコ台はあまりにもブン回りすぎると異常検知信号が出てしまうので、結局はバレます。

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