弘兼憲史×萩本欽一 欽ちゃんとドンと「新老人」を楽しもう!(4)僕の理想は“世話焼きじいさん” (2/2ページ)

アサ芸プラス

萩本 じゃあ、弘兼さんは「お金を払ってくれる」かわいいおじいさんだね(笑)。僕は大学の宿題をやっていって、やってない学生に「お前やってないんだろ?」って見せてあげるんですよ。

弘兼 え~っ!? 普通は逆なんじゃないですか。

萩本 でも、勉強をするために学校へ行くっていうのは、普通の年齢の人がすることでしょう? 僕は70を過ぎて学校へ行くなら、人に喜ばれる勉強をしないといけないと思うんです。

弘兼 ああ、なるほど。

萩本 教授に指された女の子なんかに答えを渡して、「これ、黒板に書いてこい」って言うと、本当にうれしそうに「欽ちゃん、ありがとう」って言いますから。

弘兼 学生を甘やかしちゃってる感じもありますけどね(笑)。なるほど、萩本さんはすでに好かれるおじいさんになるための実践をされてるんですね。

萩本 ただ、僕は「好かれるために何かする」じゃなくて、何も言われてないけど勝手に世話を焼くおじいさんっていうのがいいと思うんですよ。

弘兼 見返りを求めるのではない、と。

萩本 そういうことが「愛嬌」になって、人に愛されたり、若者がついてくる理想のおじいさんになる近道じゃないかと僕は思うんですね。

弘兼 なるほど。そんな考えを持った萩本さんも、立派な「新老人」ですね。勉強になりました。

萩本欽一(はぎもと・きんいち) 1941年東京都出身。66年に坂上二郎と「コント55号」を結成、たちまちお茶の間の人気者に。80年代には「欽ちゃんのどこまでやるの!?」などで視聴率「100%男」の異名を取るまでに。昨年4月に駒澤大学仏教学部に入学、大きな話題を呼んだ。

弘兼憲史(ひろかね・けんし) 1947年山口県出身。早稲田大学法学部卒業後、松下電器産業(現パナソニック)勤務後、74年に漫画家デビュー。主な代表作は「島耕作」シリーズ、「黄昏流星群」など。

「弘兼憲史×萩本欽一 欽ちゃんとドンと「新老人」を楽しもう!(4)僕の理想は“世話焼きじいさん”」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 4/14号萩本欽一弘兼憲史エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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