災害時用にも備えておきたい!乳幼児におすすめの飲料水ブランド4選
昨晩熊本県で震度7を観測した大地震が発生し、多くのケガ人、そして死者も出ているとの報道があり、一晩明けてその被害状況が徐々に明るみにでてきています。大災害が起こるとまず考えるのは“ライフライン”ではないでしょうか? 中でも水は人の命を救う重要なものです。
災害時でなくとも、これからの汗ばむ季節はこまめな水分補給が欠かせません。大人の身体の約60%は水分でできていると言われていて、水が不足するとさまざまなトラブルを引き起こします。
赤ちゃんや小さな子どもは自分でそのコントロールを行うことが難しいため、ママが適切な水分補給をしてあげたいもの。
今日は、災害時にも重要となる水が身体に与える影響と乳幼児におすすめの飲料水ブランドをお伝えします。
■水を飲むメリットは?
授乳中のママは母乳をよく出すためにも、水分補給が大切です。子どもはよく汗をかくこともあり1年中こまめな水分補給が必要です。
他に体重コントロールをする上でもメリットになるという報告があるのです。海外の研究によれば、1日の飲む水を1%増やすだけで、総カロリーや砂糖、塩、飽和脂肪酸を減らすことができ、その結果体重をコントロールできるそうです。
産後、なかなか体重が減らないママには朗報ですよね。育児で忙しいと、喉が乾いていてもついつい自分のことは後回しになりがち。母乳と体重コントロールに、ぜひ水を飲むことを意識してみましょう。
■ 乳幼児が1日に必要な水分摂取量は「大人」より多い!?
子どもは大人よりも水分摂取必要量が多いのはご存知ですか。なぜなら、子どもの体は水分含有量が大人よりも多いからです。前述したとおり、大人は体重の60%が水分ですが、新生児は80%、乳児は70%が水なのです。まさに、人間は水でできている、というわけです。
1日に必要な水分量は、体重10kgまでの赤ちゃんでは体重1kgあたり100mlで、母乳や粉ミルクもこれに含まれます。赤ちゃんは尿の濃度を調整する機能もまだ未熟なので、飲ませ過ぎは“水中毒”の危険があります。粉ミルクは製品の規定通りの濃さに調乳しましょう。赤ちゃんは母乳やミルクを十分に与え、水分のとりすぎで離乳食の妨げにならないよう、注意しましょう。
■ 乳幼児におすすめの飲料水ブランド4選
赤ちゃんや小さな子どもに水分補給するときに、どんな水を選んだらいいか、迷いますよね。
水には“硬水”と“軟水”があり、硬度によって分類されます。硬度とは、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量で表される指標です。硬度の算出方法も硬水と軟水の分類基準も色々とありますが、硬度100以下が“軟水”、101~300が“中硬水”、300以上が“硬水”と覚えると分かりやすいです。
日本では、地下水の滞留時間が短く、川の水もすぐに海へ流れるという地形から、ほとんどの地域でミネラルの少ない“軟水”です。
では、赤ちゃんや乳幼児にはどちらを飲ませたらよいのでしょうか?
答えは“軟水”です。小さな子どもはまだ血液成分の調整力が弱く、硬水のようにミネラルを多く含んでいると、体の負担になる恐れがあるからです。
粉ミルクは国内の水道水で作ったときに、母乳に近くなるように設計されています。水道水を使う場合は、必ず煮沸して雑菌を除去してから使用しましょう。
赤ちゃんの調乳や離乳食、水分補給の際に、ペットボトルを選ぶポイントは、“軟水”でできるだけ数値の低いもの、“加熱殺菌”や“無菌充填”されたものを選ぶことです。
(1)やさしい赤ちゃんの水(森永)
ミネラルや不純物を除去した純水で、粉ミルクのミネラルバランスを崩さず、調乳に適しています。加熱殺菌済みで、湯冷ましとして使いやすいです。
(2)ベビーのじかん 赤ちゃんの(純水和光堂)
加熱殺菌済みで、そのまま調乳できます。粉ミルクの栄養バランスを崩さない、調乳に適した水です。
(3)サントリー天然水(サントリー)
『サントリー天然水』シリーズのうち、『南アルプスの天然水』の硬度は約30、『奥大山の天然水』は約20です。加熱殺菌されており、煮沸せずに使用できます。
(4)い・ろ・は・す(コカ・コーラ)
加熱殺菌や無菌充填されており、煮沸せずに直接粉ミルクの調乳に使えます。硬度50未満の軟水なので安心です。
いかがでしたか。
災害時などに備えて、飲みやすい飲料水をぜひともまとめて2~3ケース家庭に用意しておき、常にストックがある状態にしておくことをおすめします。
【参考・画像】
※ UNIVERSITY OF ILLINOIS AT URBANA-CHAMPAIGN;Drinking more water associated with numerous dietary benefits, study finds;PUBLIC RELEASE: 1-MAR-2016
※ 乳幼児は脱水になりやすい – 母子健康協会
※ メリーズ 赤ちゃんとママのための情報 – 花王
※ 水と地域「軟水、硬水、炭酸水」水大辞典 – サントリー
※ Q&A:育児用製品について – 森永乳業
※ ベビーのじかん – 和光堂
※ 『サントリー天然水』は、赤ちゃんのミルクに使ってもいいですか? – サントリー
※ 安全・安心の取り組み―届ける―い・ろ・は・す
※ crucma、ziggy / PIXTA
【筆者略歴】
※ 進藤ゆきこ・・・専門家ライター。自身も子育て真っ最中の歯科医師、歯学博士。「毎日のオーラルケアをママとベビーのハッピータイムに」をモットーに、親子でお口の健康をもっと身近に感じてもらえるよう取り組んでいる。