【プロの技】薄いメイクでしっかり可愛く!2016春トレンドのミニマムメイクって?
今や時代は“すっぴんっぽい”肌がトレンド。もちろん時代遅れにはなりたくないけど、肌悩みはきちんとカバーしたいのが女性の本音ですよね。
そこで今話題の「ミニマムメイク」に注目! ヘアだけでなくメイクの腕前もピカイチな「LOVEST銀座 by air」のスタイリスト・忠本 功さんに教えてもらいました。
ミニマムメイクとは?
最小限の化粧できちんと感のある顔づくりができると話題のメイクテク。ポイントを押さえてメイクするので時短にもなり、忙しい女性にもぴったりです。
力を抜く部分と締める部分のメリハリをつけることで、ナチュラルなのにほんのり色気も演出できます。
普通メイクとミニマムメイクはこんなに違う!
(左)自前メイク(右)ミニマムメイク
自身を「つけま依存症」というほど、目力にはこだわりのある遠藤さん。自前メイクでは、つけまに上下囲みライン、引き締めアイシャドウにマスカラもたっぷりと、特盛りアイメイクが日常だそう。しかし皮肉にもやりすぎにより、逆に目が小さく見えているという悲劇が起きています。
一方、ミニマムメイクでは目の輪郭を引き立てるナチュラルメイクにより、つけまなしでも目が大きく見えるようになりました!
そして最大のポイントが、ベースメイク。粉っぽさと“塗ってる”感のあった肌が、薄づきにもかかわらず、悩みだという毛穴やクマが見事に隠れ、ツヤっぽさまで出現しています。肌がきれいだとパーツメイクも一層映えますね!
薄いメイクでも肌悩みを解消できる!ベースメイクテク
パーツメイクをも引き立てるベースメイクは、ミニマムメイクの要ともいえる部分。ナチュラルに肌悩みをカバーするテクを教えてもらいました!
毛穴は専用アイテムでまっさきにカバー!
「毛穴が気になる方は、下地よりも前に毛穴専用のクリームなどを使ってポイントでカバーしてあげるのがおすすめです。ここで仕込んでおけば、ファンデーションの厚塗りを防ぐことができますよ」
ファンデーションの2色使いで小顔に!
「塗る部分によって色の明暗をつけてあげることにより、顔に立体感が生まれます。鼻や頬といった高い部分のある顔の中心は明るめ、フェイスラインはワントーン暗めのファンデーションを使うとメリハリがつきますよ」
クマはタイプ別に、色を選択するべし!
「クマには数種類ありますが、よく見られるのは青クマ、茶クマの2種類。疲労が主な原因の青クマにはオレンジ色、くすみや加齢による茶クマには黄色っぽいコンシーラーを使うと自然にカバーできます。
色付きに抵抗がある方は、肌色より一段暗めの色を選ぶと失敗しないはず!」
たったひと手間で、仕上がりに劇的に差があらわれる!フェイスマッサージ
忠本さんが「メイク前にぜひ行ってほしい!」とおすすめされるのが、フェイスマッサージ。むくみや、たるみ、目の下のクマに効果的だといいます。
「メイクがナチュラルなぶん、ファンデ前の下地作り同様、仕込みが大事です!」
フェイスマッサージの方法
(*マッサージは刺激を避けるため、乳液などをつけて保湿しながら行いましょう!)
1. 親指と人差し指であごをつまむように指をあて、あご先からフェイスラインに向かって流すようにさすりましょう。
2. 頬骨の下に手をあて、耳に向かってさすり、老廃物を流します。
3. 目頭の下を軽くプッシュしましょう。
4. 耳の後ろに親指以外の4本の指を置き、鎖骨に向かって痛気持ちいい程度にさすります。リンパのつまりを流すイメージで行いましょう。
5. 肩に向かって鎖骨上を4本指で押して、終了!
薄着になる春は、メイクもナチュラルがお似合いです。ミニマムメイクで肌も心も軽やかにチェンジしていきましょ♪
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Instagram(忠本 功)
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※取材協力: LOVEST銀座 by air
Photo by GOTA