声優アイドルのAV疑惑に元AV女優の私が思うこと:瀬名あゆむ連載39 (2/4ページ)

ブッチNEWS

 アイドルとしてはメジャーデビュー寸前で挫折していましたし、テレビのレギュラーも半年間だけでしたから、自分の中では「もう終わったこと」にしていました。「誇れる経歴」みたいな気持ちはなかったわけです。
 「アイドルにはなれなかった。テレビも遊びみたいな感じだった。だからAVでまた新たな世界に出発しよう」という意気込みだったんです(今の私からすれば「それを売りにすればもっと契約金たくさん貰えたのかもしれないのに!」なんて思わなくもないですけれど。あはは)。

 だけど私のAVデビューは、実はそれほど楽しいものでも甘い物でもありませんでした。
「単体作品女優」として主演作4本契約を勝ち取れたものの、「5キロ痩せてください」を始めとして、いろいろ厳しい世界でした。
 AV女優をもっと気楽なもの、正直にいえば「どこかなめてた」部分のあった私は、その最初の契約の4作品のみで自然消滅的に引退してしまいました。ぶっちゃけ、その4本がそこそこしか売れなかったのでメーカーさんからも事務所からも引き止められることもありませんでした。

 私がAVに復帰したのは、その半年後です。
 偶然に再会した事務所のスタッフさんからこう言われたのです。
「もう一度やってみない? 一度引退してるから今度は『企画単体女優』での再デビューになるから出演料も少なくなるけど、でもそのぶん自由に働けるよ」って。
 私はもう一度、本気で、AV女優をやることにしました。

 その「自由に働ける」企画単体AV女優が私にはうまくハマりました。AVの現場が楽しくなって、自分の出演作品が人気になることが嬉しくなって、AV女優の仕事にも自覚的になりました。
 結果的にそれから約5年間女優業を続けて、およそ500本の作品に出演しました。
 自分の人生の中でもとても充実した5年間でした。
 そして私は「元AV女優」ということを公表して、今現在のアイドル運営&経営もさせていただいています。

 だけどもしも、です。私が最初の「4作品だけの単体AV女優」だけのキャリアでAVを辞めていたらどうだったでしょうか。
 その後に復帰せず、全く別の仕事を始めていたとしたら……。

「声優アイドルのAV疑惑に元AV女優の私が思うこと:瀬名あゆむ連載39」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る