震度7「熊本地震」で専門家が重大警告「“日向灘沖⇒南海トラフ玉突き大地震”に注意が必要」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

それが布田川断層帯と日奈久断層帯を刺激して、今回の地震を起こしたと考えられる」

 空白域とは、これから地震が起きる可能性のある、緊張状態にある場所のことを言う。

 さて、近畿から四国の北部を横切り、九州の熊本県に至る中央構造線断層帯はM6以上の大規模地震のリスクを内包する大活断層帯と言われる。地震学者である武蔵野学院大の島村英紀特任教授が指摘する。

「記録には残っていませんが、中央構造線断層帯はこれまでもたびたび、大きな地震を起こしている。今回のものは日本人が初めて目にした中央構造線の地震です。背景には、南海トラフのプレッシャーも関係あると考えられる。しかも、中央構造線断層帯は『3.11』以降、かなりエネルギーがたまった状態になっているはずです」

 前出の木村名誉教授も、

「日向灘沖は南海トラフの西端にあたり、相当なエネルギーがたまっているはずです」

 過去、南海トラフでは複数の地震が連動して起きている事実がある。すなわち、今回の熊本地震は、これをきっかけに起こるであろう日向灘沖地震が南海トラフ地震と連動する「玉突き大地震」の前兆だというのだ。

 震度7の地震から1日余りが経過した4月16日未明になって、今度は熊本市、菊池市、宇土市、宇城市などで震度6強でM7.3の地震が発生。気象庁は14日の地震は、この地震の「前震」に当たるという見解を示した。

 たまりにたまった「エネルギー」が爆発するのはいつなのか──。

「震度7「熊本地震」で専門家が重大警告「“日向灘沖⇒南海トラフ玉突き大地震”に注意が必要」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 4/28号活断層熊本地震社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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