「海兵隊員になりたい」EOD チームが先天性の心臓病を抱えた少年の夢を叶える (2/2ページ)

U.S. Marine Corps photo by Sgt. Laura Gauna/released
3 月 24 日、カリフォルニア州キャンプ・ペンドルトンの海兵隊基地で、ネイサンくんは第 7 工兵支援大隊と共に「名誉海兵隊員 (honorary devil dog) 」として迎え入れられた。
ネイサンくんは爆発物処理 (EOD: Explosive Ordnance Disposal) チームに帯同して爆発物の無力化を体験。その後は MRAP (Mine Resistant Ambush Protected vehicle, 対地雷待ち伏せ防護型車両) 車輌に同乗し、EOD ロボットによる TNT や C4、ダイナマイトといった爆発物の除去作業を見学した。EOD チームと行動を共にしている間、ネイサンくんとその家族は、普段海兵隊員らが食事に摂る戦闘糧食 MRE (Meals Ready to Eat) を口にして、隊員の生活を満喫した。

U.S. Marine Corps photo by Sgt. Laura Gauna/released
息子の夢が叶えられた様子を見ていた母・レベッカ (Rebecca) さんは、「想像していた以上の内容をやって頂きました。この先ずっと彼の心の中に、今日経験した素晴らしい思い出が残り続けるでしょう。家族みんなで良い経験ができ、楽しむことができました」と述べている。
事前にリストアップされていた「夢の一日のリスト」を一通り終え、通常は 7 ~ 15 年の経験が必要とされる「マスター EOD」バッジがネイサンくんに贈られている。
少年の夢の実現に当たって、第 7 工兵支援大隊は「我々はネイサンが海兵隊ファミリーの一員のように受け入れたかった。我々 (の職務) は米国民への奉仕であり、ネイサンは米国民の一員である。我々はまさに彼の願いを叶えることができた」としている。
心臓の状況次第では今後、ネイサンくんには更なる外科手術が待ち受けている。