【プロ野球】今季は期待?ヤクルト・成瀬善久の魔球”ワンシーム”に注目 (2/2ページ)
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■現代の魔球“ワンシーム”を習得!
成瀬が変わった点は、ワンシームを習得したことだと推測する。
NPBで騒がれたのはダルビッシュ有(テキサス・レンジャーズ)が2010年頃に投げたときだろうか。縫い目(シーム)の1本に、人差し指と中指をかぶせるようにして投げる球種で、シュート気味に落ちる軌道。球速はツーシームよりも若干遅い。
高速シンカーと表現されることもあるワンシームは、空振りを奪うこともできるし、詰まらせることもできる使い勝手のよい球種だ。
今年は菅野智之(巨人)もワンシームを多投し、素晴らしい投球をみせている。
このワンシームを、今季から成瀬も取り入れた。キャンプ時に山田哲人(ヤクルト)を相手に披露した際には、「斜めにピュッときました。良い球です」と、トリプルスリー達成者をも唸らせた。
オープン戦でも試投し、好感触を持ってシーズンに突入。その結果、ワンシームでゴロを量産することで、前述したゴロ割合の倍増という結果に現れている。さらにフライを打たれる割合が減れば、必然的に“飛翔”する割合も減るはずだ。
モデルチェンジを図った成瀬。開幕4試合までは、ゴロ割合を増やす目論見は成功している。1シーズンを通してどういう推移をたどるのか、ぜひ注目してほしい。
- 勝田 聡(かつたさとし)
- 松坂世代のひとつ上にあたりサッカーの黄金世代となる1979年生まれ東京育ち。プロ野球、MLB、女子プロ野球、独立リーグと幅広く野球を観戦。様々な野球を年間約50試合現地観戦し写真を撮影する。プロ野球12球団のファンクラブ全てに入会してみたり、発売されている選手名鑑を全て購入してみたりと幅広く活動中。