北朝鮮へ帰るな!血の粛清に脅える北朝鮮の海外駐在員たち (2/2ページ)
その外貨稼ぎすら、今後は制裁の余波で厳しくなることは必至だ。南米に派遣されている外交官たちはパナマ、キューバ、ブラジルを往来しながら、「葉巻タバコ」のビジネスを行っている。しかし、制裁により、各国の締め付けも厳しくなった。利益を本国に送金することも困難だ。
北朝鮮の海外駐在員たちは、時には違法ビジネスに手を染めながら、良くも悪くも世界の中で生き残るため、本国を支え続けてきた。なかには使命感を持って北朝鮮のために尽くしてきた人物もいるはずだ。しかし、金正恩氏は核とミサイルの暴走で、彼らの努力を踏みにじり、あまつさえ彼らの存在すら脅かそうとしている。超エリート層にもかかわらず「帰国したくない」と本国に嫌気がさすのは、さもありなんというところだろう。