本田望結が難なく台本を丸暗記できる理由 (2/2ページ)
たとえば、子供がベッドに入って眠りにつく前や、宿題が終わった後など、毎日同じ時間帯に読み聞かせをすることで、読書を習慣づけることはもちろん、子供が自らベッドに入ったり、誰に言われなくても宿題を手早く済ませたりといった良い生活習慣づくりにもつながる。
■子供がスポンジのように知識を吸収できる理由
望結ちゃんの話に戻ろう。上でも書いた通り、何の苦もなく台本を丸ごと覚えられる理由について、彼女は「幼い頃から暗唱に取り組み、記憶力を磨いていたから」と語っている。結論から言うと、実はこれも読み聞かせが関わってくる。
七田さん曰く、読み聞かせが習慣づけば、子供のほうから何度でも読んでほしい絵本をリクエストするようになるという。こうなったとき、七田式では子供に「一冊まるごと暗唱させる」のだ。
子供としては、すでに何度も読み聞かせをしてもらい、ある程度内容が頭に入っているため負担は少ない。文字がまだ読めなくても、親がするように適当なタイミングでページをめくりながら、スムーズに暗唱できることが殆どだという。
なお、大人になるほど左脳をメインで使うようになるため、理屈や理論で理解しなければ記憶することはできない。
だが子供は右脳をメインで使うため、一度見聞きしたことを感覚的に、そして瞬時に頭のなかに焼きつけることができる。よって、「一冊まるごと暗唱」に取り組むのは早ければ早いほどいいのだ。
望結ちゃんと言えば、フィギュアスケート選手としても注目を集めているが、同じくフィギュア界での活躍がめざましい姉の本田真凜さん、さらには競泳女子の池江璃花子さん、トランポリンの伊藤正樹さんなど、多くのトップアスリートを輩出している七田式教育。
本書には、この教育メソッドに通底する、子供のイメージ力や記憶力を高めるための具体的な方法論が紹介されている。我が子の可能性を開くためのヒントをきっと与えてくれるだろう。
(新刊JP編集部)