【プロ野球】広島・新井貴浩の2000本安打までの道のりを振り返る (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■自由契約、そして広島への復帰

 順調に結果を出してきた新井。しかし、次第にその輝きは色褪せていく。2012年にはスランプに陥り、本塁打数はわずか9本に。翌年には4番の座をマット・マートンに明け渡し、チームが日本シリーズに出場した2014年はマウロ・ゴメスの入団や、自身の成績不振もあって6年ぶりに100試合未満の出場に終わる。オフには自ら自由契約選手となり阪神を離れ、獲得を打診してきた古巣・広島に復帰することとなる。

 年俸は2000万円と大幅減となり、広島ファンも「今更戻ってくるなんて…」と冷たい視線を送る逆境のなかでの2015年シーズン。当初は主に代打での出場が多かったが、ブラッド・エルドレッド、ヘスス・グスマンの両外国人の離脱もあって、途中から4番での出場機会が増えた。勝負強い打撃で4番の仕事を果たし、徐々にファンの信頼を勝ち取っていく。

 オールスターにも2年ぶりに出場し、終わってみれば124試合に出場と存在感を発揮。オフの契約更改では3倍近くの6000万円と大幅アップを勝ち取った。

 そして背番号が28から慣れ親しんだ25に変わった今シーズン。開幕前に残り29本としていた2000安打を達成。39歳のベテラン・新井は広島にとってやはり必要不可欠な選手だ。

文=武山智史(たけやま・さとし)

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