アレもコレも逆、逆、逆!メルセデス・ベンツとBMWの設計思想はこうも違う。 (2/3ページ)
そこで、ロータリー式のダイヤルを回したり押したりすることで、ありとあらゆる操作が可能となるiDriveなるシステムを開発しました。
情報は、メーターの横に設置された大型のディスプレイに表示されるので、前方を見ている状態からでも視線の移動が少ない。ただし、問題はひとつの目的を果たすのに、何回も階層を掘り下げて行かなければいけないのです。
感覚としては、PCでフォルダの中のフォルダを開いてファイルを探して開くといった感じでしょうか。
それに対して、メルセデス・ベンツはスイッチの数が多めです。正直に言えば、イチゲンさんは戸惑います。
しかし、慣れてしまえばチラッとスイッチに位置を確認するだけで、ワンプッシュで目的の操作を終えられる。 利便性は確かに高いです。
ここは、完全に思想がハッキリと分かれています。
■シフト操作まで真逆なんかい!また、ナビの拡大/縮小の方法もおもしろいモノで、BMWはダイヤルを時計回転に回すと拡大されますが、メルセデス・ベンツでは縮小。
ATのシフトレバーをマニュアルモードにいれて、自分でシフトダウンさせたい時の操作方法も両車では真逆。
BMWは奥に押し込むとシフトダウンですが、メルセデス・ベンツの場合は手前に引きます。
■エンブレムまで左右が逆っ!クルマの名前を表す車名のエンブレムが、リアに装着されていますが、メルセデス・ベンツとBMWの場合、モデル名とグレードがそれでわかるようになっています。
そして、そのエンブレムはトランクフードなり、リアハッチなりに装着されているのですが、 メルセデス・ベンツは左側に、BMWでは右側についているんですね。
そこまで差別化する!?
■研究開発の結果とはいえ……。しかし、これらはいたずらに逆のことを両方のメーカーがやっているわけではなく、シッカリとした独自の研究開発結果にもとづいて、最善を尽くすために採用しているわけです。