子ども自ら歯を磨き出す!? ゲームもできちゃう「ハイテク歯ブラシ」にみる最新デンタルケア事情
毎晩のように「さぁ~、歯みがきするよ」とママのがんばりをよそに、子どもからは「歯みがき、やだ!」なんて会話が繰り広げられていませんか?
イヤイヤ期の子どもの仕上げ磨きは本当に大変。子ども本人が楽しんで「歯みがきしたい!」と思える方法はないのかしら……。
今回はそんなママのお悩みを解決すべく、“最新IoT歯ブラシを用いた、歯磨きの楽しい習慣化”についてお伝えします。
■スマホアプリと歯ブラシが連動!?
“IoT”とは“Internet of Things”の略で、「モノのインターネット」という意味を表します。
これは、身近なものがオンラインを通じて、操作できたり楽しめたり、管理したりできる世の中になってきたということなんです。自宅の鍵をスマホで施錠・解錠したりできるような機能も出てきており、なんとも便利な時代がやってきました。
特に、現代っ子は生まれたときから、パパやママの使っているスマホに興味津々です。いつの間にか、操作できるようになっていたりと驚かされます。
それならば、あらゆる生活シーンでスマホなどのデバイスを活用できれば、もっと便利で楽しい生活。
■世界中で進む歯ブラシのIoT化、フランスで人気の「Kolibree」
このIoT化というトレンドは、何も家電や車、セキュリティなどに限った話ではありません。歯磨きという日常行動にまで至り、現在歯ブラシの“IoT”化が世界中で進んでいます。
フランス発の電動歯ブラシ『kolibree』は3Dモーターセンサーが搭載されており、スマホと連動することで、口の中のどこに歯ブラシが当たっているのかを教えてくれます。自分の苦手な場所や、磨き残しに客観的に気づくことができます。
『Kolibree』は子どもが夢中になるゲームアプリも用意されています。例えば、歯ブラシの動きに合わせてキャラクターが動き、橋の上のコインを集めるゲーム。きちんと歯に歯ブラシが当たって磨いていれば、コインを集めることができます。
■IoT発想が「子どもの歯磨きの習慣化」をもたらす?
この“歯ブラシのIoT化”という新たなムーブメントが、わが国日本でも起ころうとしています。
子どもが喜ぶゲームなどを通し、歯みがきを“楽しめる”存在にしたスマート歯ブラシ『G・U・M PLAY』がサンスターより発売されました。
『G・U・M PLAY』は、歯ブラシに装着することでスマホと連動する、新発想のデジタルデバイスです。
歯ブラシの成果をスマホアプリで確認したり、更にはゲームを楽しめるなど、子どもの歯磨きの習慣づけを応援する機能があります。
付属品の歯ブラシの種類に応じて、大人用と子ども用を選ぶことができます。
■歯みがきでモンスターをやっつけるゲームで「楽しく習慣化」!
『G・U・M PLAY』には、基本機能とアプリが用意されています。
今回はその中から、仕上げ磨きにオススメな2つのゲームがあります。
(1)歯みがき知育アプリ「MOUTH MONSTER」
このアプリは、子どもたちが歯磨きを“ゲーム”として楽しめるアプリです。
実際に口の中にいる菌をモデルにしたキャラクターである『MOUTH MONSTER』たちが登場。歯ブラシを移動させながら、歯みがきを進めていくと、次々に『MOUTH MONSTER』たちを退治することができます。
しかも、それらの『MOUTH MONSTER』たちは朝昼夜で変化し、ステージもランダムに変わるため、すぐに飽きてしまう子どもたちでも続けられる工夫がされているのです。
また、歯みがき中の表情を写真に撮ることもできるのも嬉しいですね。小さい頃の歯みがきの写真を見ながら、「よく歯みがきがんばってるよね!」と親子で思い出を共有できます。
歯磨きアプリは色々とありますが、歯ブラシと連動する点が『G・U・M PLAY』の魅力。ただ、アプリを見せるだけでは嫌がってしまう子どもでも、楽しめそうな内容です。
(2)基本機能の「MOUTH CHECK」と「MOUTH LOG」
『MOUTH CHECK』は、歯科衛生士の歯ブラシの動きに、どれだけ近いかを点数化することで、正しい歯みがきを習得していく機能です。
歯科医院でいくら歯みがきを指導されても、実際に子どもの口の中で、今どこに歯ブラシが当たっているのかはよく分からないものです。
そして“磨いているのに、磨けていない”ため、むし歯につながってしまうのです。
『MOUTH LOG』では、口の中を16分割して、磨けていない部分が一目瞭然です。仕上げ磨きの腕も上がりますね。
いかがでしたか?
今まで義務感からやっていた歯みがき。しかし、大人でも子どもでも楽しめる時代がやってきたようです。
歯科医院では「きちんと磨きましょう」と口酸っぱく言われますよね。実際に子どものお口の健康を守れるのは、ママやパパの毎日の仕上げ磨きです。
毎日の繰り返しなので、歯みがきが「いやだな~」から「楽しいな!」と思える工夫がポイントです。小さい頃からの歯みがき習慣は、将来を左右する“子どもへの素敵な贈り物”といっても過言ではありません。
『Kolibree』や『G・U・M PLAY』だけでなく、競合を含めた今後の更なる発展が“歯ブラシのIoT化”、更には“子どもの歯磨き習慣化”を促進してくれることでしょう。
皆さんもぜひ、親子で歯みがきタイムを楽しんでくださいね!
【参考・画像】
※本日“よい歯の日”に G・U・M PLAY 発売開始 – サンスター
※ 歯みがきを「やらなくちゃ」から「やりたい」へ スマホと連動する“スマートハブラシ”「G・U・M PLAY」を開発 – サンスター
※ 3Dモーションセンサーとゲームで子どもが歯磨き好きに?!フランス発の電動歯ブラシ「Kolibree」 – THE BRIDGE
※ goodluz / Shutterstock
【筆者略歴】
※ 進藤ゆきこ・・・専門家ライター。自身も子育て真っ最中の歯科医師、歯学博士。「毎日のオーラルケアをママとベビーのハッピータイムに」をモットーに、親子でお口の健康をもっと身近に感じてもらえるよう取り組んでいる。