【実はこんなにすごかった!】五輪エンブレムに隠された美しき“秘密”
前代未聞となる決定された五輪エンブレム白紙撤回の事件から改めて応募・先行された「東京オリンピックエンブレム」。 14,599点が集まり、最終候補4作品の中からついに新エンブレムが決定しました。 当選したのはA作品の日本古来の“市松模様”をモチーフにデザインされたもの。制作者の野老朝雄(ところあさお)さんは数学的なアプローチから多くの文様をデザインし、作品を生み出すアーティストなのですが…。 このエンブレムにも美しい“秘密”が隠されてました。
新エンブレム、枚数だけじゃなくこの小円の半径まで同じなんだよねここまでうまいこと作れるもんなのか pic.twitter.com/xloYGab4qj
— 鯵坂もっちょ (@motcho_tw) 2016年4月26日
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また、このエンブレムに内包されている空白部分。ここの大きさは、オリンピックとパラリンピックのどちらも同じ大きさなのです。
ぱっと見ただけではなんとなく本人の感覚で作られているように見えるこのエンブレムですが、実際にはここまで細やかな部分まで計算して作られていたのです。
さらにこんな仕組みまで!
枚数が同じどころじゃなかった。パーツごとの角度も変えないままオリンピックからパラリンピックにできる pic.twitter.com/TIv4IruvM8
— 鯵坂もっちょ (@motcho_tw) 2016年4月26日
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さらに、このエンブレムに使われている小さな長方形と正方形のそれぞれの数はまったく同じなのですが、この小さな図形を“平行移動させるだけでもう一方のエンブレムになる”という秘密まで!
オリンピックもパラリンピックも同じ志を持つもの同士が競い合う大会であり、そのどこにも違いや差はないということを表しているのでしょう。
このエンブレムが左右対称ではない(実際には3回対称)のには、こんな理由があったのです。
細部までこだわりと計算を持って作られた東京オリンピックのエンブレム。2020年に行われる大会の象徴として、とても素敵なものに仕上がっていますね!
エンブレム、うちの教授が分析しとった。大きな24角形とその対角線から出来る12角形。それぞれの長方形はその12角形の頂点をお結んだもの。だと。見つけ出すのに3時間かかったって。 pic.twitter.com/K5RMV5vSlS
— ibuki (@ibuki7) 2016年4月26日
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なんと、この「組市松紋」は大きな24角形を軸に、その中に描かれる小さな12角形の枠組みに分割できるのです。12角形の頂点を結んで小さな長方形を作り、その頂点同士で組み合わせています。
東京オリンピックエンブレムに隠された“秘密”

出典: The guardian
こちらが採用された「組市松紋(くみいちまつもん)」。
江戸時代に「市松模様(いちまつもよう)」として広まったチェッカーデザインを、日本の伝統色である藍色を使うことで粋な日本らしさを描いています。
一見、適当なバランスで形の違う四角形が並べられているだけのようにも見えますが、そこには複雑に入り組んだある法則が隠れていたのでした。