東大卒ビジネスマンも実践する 「ここ一番」でも集中力が切れなくなる3つのメソッド (2/2ページ)
運動が脳にも良い影響を与えているのだ。
■「小腹が空いたらすぐにチョコレート」は逆効果?
続いては食事だ。森田さんが集中力を保つためのポイントとしてあげているのが「血糖値」である。私たちの思考、すなわち脳の運動のエネルギー源はブドウ糖だ。糖分が不足すれば十分に集中力を発揮することはできなくなる。
しかし、頭を働かせるためにどんどん糖質を摂ればいいというわけではない。血糖値が乱高下してしまうと、脳に安定してエネルギーを供給できなくなり、パフォーマンスは著しく低下してしまう。そのため、血糖値が上がりにくいGI値の低い食品(肉類や卵、乳製品、野菜類)を食べてから糖分を摂取すると、血糖値の乱高下を抑えることができる。
■集中力を持続させるには「20分の仮眠」が有効
3つ目は「休み」だ。森田さんは特に「仮眠をとること」の重要性について書いている。作業してどうしても眠くなったときは、思いきって仮眠を取る。そちらのほうが結果的に集中力は持続するという。また、その時間は20分以内が良いとのこと。それ以上になると眠りが深くなってしまうため、目覚めたあと集中力を回復させるのに時間がかかってしまうのだ。
前述のYさんは「『自分なりにキレッキレの状態』を1日4、5回作り出すことを念頭に、仕事の合間で昼寝をするようにしています」と語る。あなたの周囲のデキるビジネスパーソンを見てみてほしい。実は仮眠をしているかもしれない。
いかがだろうか。本書では他にも、「脳がストレスを感じる状況はどのようなものなのか」、「脳が『面倒くさい』と思うのは、どのようなときか」など、やる気や集中力を減退させるさまざまな根本原因が紹介されるとともに、その解決法も示されている。
最近、「やる気」や「集中力」をうまくコントロールできていないと感じているなら、手にとってみる価値はある一冊だ。
(新刊JP編集部)