【第2子出産問題】上の子の「立ち会い出産」は子どもに良い影響を与えない!?
第二子、第三子出産前に考えること、それが上の子の“立ち会い出産”をさせるべきか否か。上の子が弟妹の誕生を目の当たりにする経験は、めったに出来るものではありません。とはいえ、良い面ばかりでない、ママの普段見ない姿を見てトラウマになるなどの、よくない影響もちらほら耳に入ります。
一体どうしたらいいのでしょうか?
今回は子育てアドバイザーであり、四児の母である筆者が、上の子の立ち会い出産の是非について考えてみます。
■立会い「否定派」の意見
・子どもがショックを受けてトラウマになる
インターネット上を「上の子 立会い」などのキーワードで検索してみると、驚くほど否定的な意見が圧倒的多数を占めています。普段と違う苦しげなママや、大量の血などは、子どもが見なくてもいいものというのがそれらの主な意見です。
■立会いを決めるのは、「自分と子ども」
上記の意見は、実体験もあれば、何も経験の無い人が憶測で述べている場合もあります。ですからそれらは一つの意見ではありますが、それに流される必要も義務もあなたにはありません。
命の誕生という、一生に何度あるか分からない場面を家族で共有出来るのは、誰にとっても貴重で大切な経験です。まずは、自分はどうしたいか?と問いかけてみることをオススメします。子どもが理解出来そうなら、子どもに聞いてみるのもいいと思います。
■どんな結果も「必然的」なこと
筆者は第3子、第4子を自宅で出産しました。第3子の出産時、まだ幼稚園に通っていた年子の姉2人は、ちょうど実家に泊まりにいっていました。また、第4子出産時は深夜に始まったので、皆寝静まっていました。
筆者の場合は上の子がいると集中出来なかったので、そのような流れになったのかな、と今では思います。実際三女がフラフラと起きて見に来た時、集中力が途切れてかなり苛立ったのを憶えています。見兼ねた夫が、三女を寝かしつけてくれました。
立会いを上の子にして欲しい場合は、立会いOKの産院や病院、自宅出産などの選択肢を選ぶ必要があります。
また、上の子に対しても普段から話して聞かせる必要も出てきます。それらの“事前にしておくこと”を済ませた上で、最後は神様にお任せするしか無いのかもしれません。
親がダメと言っても、どうしても出産シーンを見る子がいれば、どんなに環境を整えても見ることが出来ない子もいるでしょう。
どんな結果も、それが必然的に起こることで、ベストな結果なのだと筆者は思います。
■「命の誕生」を目の当たりにした子が得る経験とは?
三女が起きだした瞬間以外は、いつもと同じように寝息を立てる子ども達が側にいることで、とてもリラックスして出産に臨めました。産まれた直後の産声には家族全員が気付いて起き出し、「やあ、産まれたか」とニコニコしながらわらわらと周りに集まってきました。
産まれたての赤ちゃんの可愛さ、神聖さは特別であり、この瞬間を共にする体験もまた特別なものでしょう。
姉達は今でも弟が赤ちゃんだったときの話を、時々します。そして彼女達は自然に「自分も赤ちゃんをいつか産むんだ」と思っています。筆者が子どもの頃には全く無かった発想ですので、不思議と言えば不思議です。
それは、命の誕生を目の当たりにし、力の限り泣き叫ぶ赤ちゃんを笑顔で抱きしめた経験が生きているのではないかと、筆者は感じています。
一生に一度の経験を、どのような形でも家族皆で、素敵な思い出として共有出来るといいですね。
【画像】
※ Vadym Zaitsev,Rob Hainer, Zurijeta / Shutterstock
【著者略歴】
※ mica・・・夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住の子育てアドバイザー。暮らしニスタ、コラムラテ、阪急電鉄ブログでもコラムを執筆中。著者ブログにて、記事の裏話を更新しています!執筆依頼はブログよりどうぞ。