低迷する月9『ラヴソング』にフジ女子アナ出演でさらなる批判

デイリーニュースオンライン

「HUMAN」より
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 自らの手で視聴率低下を狙っているのだろうか。4月29日、福山雅治が主演する月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)に、同局の永島優美アナウンサー(24)が出演することが明らかになった。役者をキャスティングしないフジの自爆演出にウンザリした声が出ている。

■アナウンサーの出演予告に視聴者ウンザリ

 “カトパン”こと加藤綾子アナウンサー(31)が退社した後、朝の情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)でメインキャスターをつとめる“ユミパン”こと永島アナ。永島アナが今回出演するのは、5月2日に放送される『ラヴソング』の第4話。吃音のヒロイン・佐野さくら(藤原さくら・20)が働く自動車整備工場の同僚・大瀬良を演じる。神代公平(福山雅治・47)との共演シーンも用意されている見込み。

 現場で永島アナの演技を見守った草ヶ谷大輔プロデューサーは永島が「(現場で)美人すぎる整備士と絶賛だった」と述懐。しかし各種メディアを通じて永島アナの月9出演が報じられるや、一部視聴者は「視聴率が悪くても誇りを持ってドラマ作って」「美人すぎる? 女子アナがドラマってどうなの? じゃあ、アナウンサー辞めて転職しろ」とウンザリした様子だ。

「番宣を繰り返したり話題性を出そうと努力したりするのはかまいません。ですが、本職じゃない人間ばかり起用しないで、せめてまともな役者をキャスティングしてほしいです。マジメに作品を作る気があるのか疑問ですし、痛々しさすら感じさせます。亀山千広社長(59)は擁護していますが、『戦犯は制作陣』と言われても不思議ではありません」(報道関係者)

 一部メディアではドラマ放送前、ヒロインを決める際に吉高由里子(27)や石原さとみ(29)、二階堂ふみ(21)の名前が挙がっていた中、「福山雅治のファンを刺激しないだろうという事務所のオーダー」で、新人歌手の藤原が起用されたと経緯をつづっている。一方で今回の永島アナは脇役。福山ファンは刺激しないものの、別の狙いがありそうだ。

「カトパンが卒業した『めざまし』は視聴率が落ちてます。フジとしては、カトパンに代わる新しい顔としてユミパンをプッシュしたい時期です。今回のチョイ役なら、演技素人でも何とかなると考えて起用したのかもしれません。ドラマの話題作りと『めざまし』新キャスターのPR。おまけに、現在の視聴率は全話平均で9.7%という有様ですから、役者にオファーして出演を断られるより、内輪で“手配”したほうが悪評も立たず安全。一石三鳥というところでしょうか」(前出・関係者)

 第3話では、佐野がライブハウスで歌を歌い切るも、神代が音楽活動は「引退する」と宍戸夏希(水野美紀・41)に明かした。第4話では藤原にプロデビューの案が持ち上がる。永島アナは、悪目立ちせず演じ切ることができるのだろうか……?

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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