天才テリー伊藤対談「ケント・ギルバート」(1)日本に来て本当の愛国心を理解した (2/2ページ)
テリー GHQが、戦争に対する罪悪感を日本人に刷り込むために実施したとされる、マインドコントロール政策ですね。
ケント 僕はそんなこと、全然知らなかった。でも、日本は今もそれを引きずってるんですよ。
テリー 僕も当然、戦後生まれなんですけど、戦後の日本人の意識は、それこそGHQの洗脳によって作られてきたということですね。しかも巧みに、日本人が最初から「これこそが民主主義だ」と認識していたように持っていった。
ケント そうです。そこが問題なんですね。
テリー 確かに、いつの間にか日本人は「愛国心」というものを持てなくなってしまったような気がしますね。例えばアメリカだと、それこそ星条旗がいろんなところに飾られていますけど、日本の住宅地ではほとんど日の丸が飾られているのを見たことがない。
ケント 占領中は基本、日の丸を掲揚できませんでしたし、さらに教育現場においては、ずっと日教組が「日の丸を出すことは軍国主義の象徴」と教育をしてきた。まぁ、そういうふうにしむけていったのはアメリカなんですけどね。
テリー さすがにオリンピックの時くらいは日本人も日の丸を意識するけど、ふだん、日の丸のステッカーを車に貼っちゃうと、パッと見「右翼かな?」って。
ケント ハハハ、思われますね。アメリカでの愛国心は、もっと宗教みたいに「絶対の存在」です。だから僕は、日本に来てやっと本当の愛国心というものを理解した感じがするんです。でも、日本では愛国=右翼とつながってしまう。
テリー アメリカは愛国心の存在が重すぎて、逆に日本はなさすぎる、みたいな感じかな。
ケント そうです。もっと自分の国に誇りを持ってもいいじゃないですか。僕も40年ぐらい住んでいますけど、本当にいい国ですから。だけど、その気持ちを表現してはいけない雰囲気になってるのは残念です。
テリー やっぱり、それを主張している、右翼を名乗る人たちのイメージや行動に問題がある部分も大きいよね。もっとソフトにやらないと、一般の人が「そうだ」と言えないですよ。
ケント まぁ、言論の自由があるから基本、何を言ってもいいんですけど、僕も迷惑な行為だけはやめてほしいと思いますね。