横たわったその体に次々と集まってきたのは仲間たちだった。友人の死を悼み、悲しみの声を上げるロバたち(オランダ)
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ロバのブラムは人生の大半を孤独に過ごしていた。元の飼い主にろくに餌ももらえずに放置されていたところをたオランダのドンキーファーム財団に保護され、同じ境遇の仲間たちに出会うことができた。
ここはロバたちの聖域。これからずっと毎日を楽しく過ごすはずだった。だがブラムは重い肺の病を患っており、スタッフの手厚い看病と投薬治療を受けていたが、ある日突然、眠るように横たわりながら虹の橋を渡っていった。
ここにきて1年半後のことである。短い間だったがブラムは最後にとても大きな幸せを手に入れていたようだ。たくさんの仲間たちにこんなにも愛されていたんだもの。横たわり動かなくなってしまったブラムの元へ次々と集まってきたロバたち。とても悲しい鳴き声は、まるで最後の別れを告げるかのようだった。
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Stichting de Ezelshoeve: DE KUDDE NEEMT AFSCHEID VAN BRAM ?
横たわり動かなくなったブラムのまわりに集まり出したロバたち
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どんどん集まってきた。そしてその体を鼻先でいたわる
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この黒白のロバは群れのリーダーである。彼はブラムの死がまだ信じられないようで、もう一度動いてほしくてその体をつついて起こそうとする。
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とても悲し気な鳴き声が次から次へと聞こえてくる
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ブラムに最後の別れの言葉を告げているように見える群れのリーダー
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たった1年半だったけど、ブラムの晩年はとても幸せだったはずだ。ブラムの遺灰はいつでも仲間と一緒にいられるように、敷地内にそびえ立つ、大きな樫の木の下に埋められた。
ブラムよどうぞ安らかに、そしてそこから仲間たちを見守っていてあげてね。
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ロバは群れで暮らす非常に社会性の高い動物である。愛情も豊かで、仲間を思いやる気持ちも大きい。ドンキーファーム財団のヴァンデンバーグはこう話す。「ロバは友を欲し仲間をつくる。悲しみの為に死ぬこともあるくらい愛情深い動物なのである」
この施設では、ロバが亡くなるたびに仲間たちが集まり、悲しそうに鳴くという。その鳴き声は普通のロバの鳴き声とは明らかに違っていて、悲しみの感情が込められている。
via:ezelshoeve・thedodo
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